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2023.09.26 12:00

『ドミノ』ロバート・ロドリゲス監督が“ヒッチコック愛”を語るコメント到着!

  • Fan's Voice Staff

ベン・アフレック主演のアンリアル・エンターテインメント大作『ドミノ』のロバート・ロドリゲス監督が“ヒッチコック愛”を語るコメントが到着しました。

ロバート・ロドリゲス監督

構想に20年をかけた本作は、2002年に4Kリマスター版で再公開された「ヒッチコックの『めまい』を観たことで脚本を書き始めた」と振り返るロバート・ロドリゲス監督。「名監督である彼の大ファンだ。ひねりの利いたスリラー作品を自分でも作りたくなった。映画製作を初めて意識した瞬間だ」

“サスペンス映画の神様”ことアルフレッド・ヒッチコックを敬愛するロドリゲス監督は、巨匠が生み出した傑作にはワンワードのタイトルが多いことから、本作のタイトルを『Hypnotic』(原題)にしたそう。「『めまい』『白い恐怖』『サイコ』…ヒッチコックがつけそうなタイトルはどんなものか。その時“催眠術”(ヒプノティック)が思い浮かんだ。すぐに物語の軸も思いついた」と、脚本を書き進めていきました。

行方不明の娘を探す主人公の刑事ローク(ベン・アフレック)の前に現れる謎の男は、追いつめても目の前から姿を消す“絶対に捕まらない男”(ウィリアム・フィクナー)。現実と見紛う“世界”で「追われ、追いつめられる、謎だらけの世界を観客に見せられる」と謎が謎を呼ぶ展開は、ヒッチコックの傑作からインスパイアされていると明かします。「物語の軸は目の前にいるのに存在を感じさせない悪役だ。欲しいものを何でも奪って立ち去っていく。究極の力を持つ者だ。脚本を練り上げ多くの仕掛けを仕込んだ。観客には何が現実か分からないのが面白い。さらに面白いのは『間違えられた男』のような物語ということだ」と、存在そのものが謎めいているキャラクターたちを生み出した背景を説明。

ベン・アフレックの起用にも巨匠の映画術が宿っており、「ヒッチコック映画の要は配役だ。ケイリー・グラントやジェームズ・スチュワート、グレイス・ケリーにイングリッド・バーグマン…、だからスーパースターを配役したかった。ベン・アフレックはヒッチコック的な神秘性を与えてくれた。娘を捜す父親であり容赦ない刑事でもある。彼のスター性と存在感によって、ヒッチコック映画を撮っている気分になった」と語っています。

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『ドミノ』(原題:Hypnotic)

監督:ロバート・ロドリゲス
脚本:ロバート・ロドリゲス、マックス・ボレンスタイン
出演:ベン・アフレック、アリシー・ブラガ、ウィリアム・フィクナー ほか
94分/アメリカ映画/英語/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:松浦美奈/G

日本公開:2023年10月27日(金)より、全国ロードショー決定!
提供・配給:ギャガ、ワーナー・ブラザース映画
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