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2023.09.25 7:00

北野武監督『首』本予告&本ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第76回カンヌ国際映画祭に選出された北野武監督による戦国スペクタル映画『首』の本予告と本ポスタービジュアルが解禁されました。

野ざらしにされた屍が転がる戦場と、燃え上がる本能寺から始まる予告編。大義も情けも無い狂乱の戦国の世を生きる織田信長(加瀬亮)、羽柴秀吉(ビートたけし)、徳川家康(小林薫)、明智光秀(西島秀俊)ら武将たち、そして忍、芸人、百姓──それぞれの野望と欲望、裏切り、策略が入り乱れるさまが鮮烈に描かれています。信長の跡目をめぐる死闘の果てに待ち受けているものとは──?

本作の台本を読んで独特の世界観を感じたというのは、明智光秀を演じた西島秀俊。「生きるか死ぬかの毎日で、首だけになってしまえば、地位も名誉も何もないという無常観。死と隣り合わせの日々の中、滑稽なことと笑った直後に悲惨なことが起きたり…他の監督では感じることのできない、北野監督ならではの世界観があった」

織田信長を演じた加瀬も「北野監督は色々な戦いを経てトップに立った方。その中で色々を感じたことをあらゆるキャラクターに散りばめていて、それぞれの武将たちには監督の人生とも重ねられると思った」と最初の印象を語り、「今までは助監督を通じて演出を受けていたが、今回は北野監督が直接現場に来て、一言ふた言おっしゃってくれることが多く、丁寧な演出を多く受けた感じがした」と撮影を振り返っています。

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『首』

天下統一を掲げる織田信長は、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい戦いを繰り広げていたが、その最中、信長の家臣・荒木村重が反乱を起こし姿を消す。信長は羽柴秀吉、明智光秀ら家臣を一堂に集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索を命じる。秀吉の弟・秀長、軍司・黒田官兵衛の策で捕らえられた村重は光秀に引き渡されるが、光秀はなぜか村重を殺さず匿う。村重の行方が分からず苛立つ信長は、思いもよらない方向へ疑いの目を向け始める。だが、それはすべて仕組まれた罠だった。果たして黒幕は誰なのか?権力争いの行方は?史実を根底から覆す波乱の展開が、 “本能寺の変”に向かって動き出す―

原作:北野武『首』(角川文庫/KADOKAWA刊)
監督・脚本・編集:北野武
出演:ビートたけし、西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、木村祐一、遠藤憲一、勝村政信、寺島進、桐谷健太、浅野忠信、大森南朋、六平直政、大竹まこと、津田寛治、荒川良々、寛一郎、副島淳、小林薫、岸部一徳
製作:KADOKAWA

日本公開:2023年11月23日(木・祝)全国公開
配給:東宝・KADOKAWA
公式サイト
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