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2023.08.31 17:00

『シック・オブ・マイセルフ』日本版予告編&本ビジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

破滅的な自己愛を映し出した異色の“セルフラブ”ストーリー『シック・オブ・マイセルフ』の日本版予告編と本ビジュアル、新場面写真3点が解禁されました。

『ミッドサマー』のアリ・アスター監督による「悪魔のようなクリエイターによるグロテスクで底意地の悪い作品だ」という最高の賛辞から始まる予告編。主人公シグネ(クリスティン・クヤトゥ・ソープ)は、有名なアーティストになりつつある恋人トーマスに対し嫉妬と焦りを感じており、注目されるために危険な違法薬物に手を出してしまいます。薬の副作用により皮膚病を罹患したシグネは、“マイノリティ”として同情と好奇の目を向けられるとともに、メディアの注目を集め、新聞や雑誌のトップを飾るようになりますが──。

本ビジュアルのデザインは、ティザーに引き続き大島依提亜が手がけたもの。鮮やかなサーモンピンクのパーカーに身を包み、顔面をマスクで覆ったシグネが自撮りしようとする姿が切り取られています。手と首は皮膚の疾患で爛れており、スマホで隠されたその目に写るものとは──。

少なからず誰もが持つ承認欲求を切り口に、何者にもなれない主人公が嘘や誇張を重ね、人に注目されるための術を追い求めるあまりに自身を見失っていく様を、シニカルにそして極端なまでにコミカルに映し出す本作。脚本・監督を務めたクリストファー・ボルグリは、本作が長編2作目。次回作『Dream Scenario』はA24製作、ニコラス・ケイジ主演、『ミッドサマー』アリ・アスターのプロデュースで製作されることが発表され話題を呼んでいる注目の新鋭です。

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で注目を集め、欧米を中心に世界の映画祭を席巻。アメリカでは小規模公開に関わらずスマッシュヒットを記録し、拡大上映されました。

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『シック・オブ・マイセルフ』(英題:Sick of Myself)

脚本・監督:クリストファー・ボルグリ
出演:クリスティン・クヤトゥ・ソープ 、エイリック・セザー、ファニー・ベイガー 
2022年/ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・フランス/ 97分/カラー/ノルウェー語・英語/原題:Syk pike/字幕翻訳:平井かおり 

日本公開:2023年10月13日(金)、新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほかロードショー!
配給:クロックワークス
公式サイト
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