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2023.07.28 18:00

『ソウルに帰る』ダヴィ・シュー監督&主演パク・ジミン来日決定!

  • Fan's Voice Staff

2022年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に選出された『ソウルに帰る』のダヴィ・シュー監督と主演パク・ジミンの来日が決定しました。

韓国で生まれ、養子縁組されフランスで育った25歳のフレディ(パク・ジミン)が初めて母国に戻り、友人の力を借りて実の両親を探し始める物語。

ソウルの街灯りの下、自分の原点を探し求める主人公・フレディを演じたのは、今回が初映画出演となる韓国系フランス人アーティストのパク・ジミン。25歳から33歳までの多感な時期を過ごす一人の女性を見事に描き切り、「『わたしは最悪。』のように現代的な感性を持ち、『こわれゆく女』のように並外れた女性像を提示する」(Les Films du losange)と称賛を浴びました。

友⼈の経験に着想を得て脚本を書いたというカンボジア系フランス⼈のダヴィ・シュー監督は、カンボジアの⾸都プノンペンを舞台に⻘春群像を描いた初⻑編劇映画『ダイアモンド・アイランド』(14年)でカンヌ映画祭批評家週間の SACD 賞を受賞。本作が⻑編2作⽬ながら、一躍世界で期待される新鋭の一人として知られるようになりました。

カンヌでの上映後も世界中の映画祭で注目を集め、ボストン映画批評家協会賞では昨年濱口⻯介監督『ドライブ・マイ・カー』が栄誉に輝いた作品賞を受賞。2023年のアカデミー賞国際長編映画賞のカンボジア代表に選出。今年1月世界に先駆け一般公開されたフランスでは、公開2週目にして7万人以上を動員する大ヒットを記録しました。

ダヴィ・シュー監督とパク・ジミンは、特別先行上映となる8月10日(木)にはトークイベント、公開初日の8月11日(金)には舞台挨拶に登壇する予定。

イベント情報

・8月10日(木)時間未定(夜の回)
『ソウルに帰る』特別先行上映+トーク

・8月11日(金)時間未定(午後の回)
『ソウルに帰る』上映+上映後舞台挨拶

・8月11日(金)時間未定(夜の回)
上映前舞台挨拶+『ソウルに帰る』上映

会場:Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下(渋谷区渋谷1-24-12 東映プラザ7F/9F)

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『ソウルに帰る』(英題:Return to Seoul)

監督・脚本:ダヴィ・シュー
撮影:トーマス・ファヴェル
編集:ドゥニア・シチョフ 
出演:パク・ジミン、オ・グァンロク、キム・ソニョン、グカ・ハン、ヨアン・ジマー、ルイ=ド・ドゥ・ランクザン
2022年/フランス、ドイツ、ベルギー、カンボジア、カタール/119分/1:1.85/カラー/字幕翻訳:橋本裕充

日本公開:2023年8月11日、 Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開
配給:イーニッド・フィルム
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本 
公式サイト
©️AURORA FILMS/VANDERTASTIC/FRAKAS PRODUCTIONS/2022