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2023.07.21 6:00

二宮和也主演『アナログ』本予告&本ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

ビートたけしによる小説を二宮和也主演で映画化した『アナログ』の本予告と本ポスタービジュアルが解禁されました。

出会いは、行きつけの喫茶店「ピアノ」。デザイナーの悟(二宮和也)は、携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)と連絡先を交換せずに、週に一度、木曜日にピアノで会う約束を交わします。直接会う事でかけがえのない時間を丁寧に積み重ねていく二人の関係性を、悟の親友の高木(桐谷健太)や山下(浜野謙太)らは、「面白いかもな。時代に逆らったアナログな付き合い方」と温かく見守ります。「幸せになりな」という母・玲子(高橋惠子)の言葉にも背中を押され、想いが募った悟はみゆきにプロポーズすることを決意。

「来週、みゆきさんにちゃんとお話ししたい事があります」「私も、お話したいことがあります」翌週に会う事を約束し、笑顔で別れた二人。ところが、約束のその日、彼女が現れることはなく、その翌週も、翌月も…。彼女との在りし日を思い出し、孤独と喪失に包まれる悟。そんな悟を心配する大阪支社の後輩・島田(藤原丈一郎)や、友人たち。みゆきの姉・香津美(板谷由夏)から「約束してほしいの。忘れるって」と言われても、「どんなみゆきさんでも、みゆきさんに会いたいんです」と固い意思をあらわにする悟。みゆきが隠していた過去、そして秘められた想いとは──?

予告編全編を彩るのは、YOASOBIのボーカルikuraとしても活動する幾田りらによるインスパイアソング「With」。映画本編を鑑賞し号泣したという幾田がその勢いでインスピレーションのまま書き上げ、さらに自身の経験とも照らし合わせながら歌詞を紡ぎました。

幾田の楽曲「スパークル」はストリーミング 1 億回再生を突破し、2022年の第73 回NHK 紅白歌合戦ではmilet×Aimer×幾田りら「おもかげ (produced by Vaundy)」を初披露し、話題となった。2023年3月には自身初のアルバム「Sketch」をリリース。し、世間を賑わせ、国内外を問わず若者を中心に絶大な人気を誇る幾田が書き下ろし楽曲を本作に提供した。

劇伴およびインスパイアソングのプロデュースは、4人組バンドandropのVocal&Guitar・内澤崇仁が担当。バンド活動以外にも映画『サヨナラまでの30分』での音楽プロデューサーや、映画『君は月夜に光り輝く』の劇中音楽、蜷川実花の個展音楽などを担当する多才な内澤が、劇伴全編を内澤崇仁名義で担当するのは今回が初。

楽曲情報
幾田りら「With」(ソニー・ミュージックエンタテインメント)
リリース日未定
作詞・作曲:幾田りら
編曲:内澤崇仁

以下、コメントが到着しています。

内澤崇仁(音楽)
音楽を担当するという素晴らしい機会を頂き、緊張と期待でいっぱいでした。タカハタ監督は一貫して妥協を許さない姿勢を持っており、監督の想いは常に映像に深く反映されています。監督の信念や想いを音楽という形で具現化することは非常に刺激的でやりがいのある挑戦であり、多くの大切な事を学ばさせて頂きました。

港さんの脚本とタカハタ監督の視点がデジタルでは捉えきれない微細な感情や人間関係のニュアンスを際立たせ、優れた演者陣の繊細な表情や仕草が作品へさらなる深みと命を吹き込んで、完成された映画を見終わったときは感動で動けませんでした。
人を愛するとはどういうことなのか、人と人との絆とはどんなものなのかを改めて考えさせられました。

また、幾田りらさんの楽曲「With」は情緒深く、真っ直ぐな愛の強さと繊細さを詩的に表現されており、幾田さんの切なく美しい歌声にも感動しました。そんな素晴らしい楽曲を最大限引き立てることができるよう一生懸命臨ませていただきました。

映画「アナログ」そして「With」が、観る方それぞれの心に深く響き、そしてそれぞれの人生の一部となることを心より願っております。

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『アナログ』

出演:二宮和也、波瑠
原作:ビートたけし「アナログ」(集英社文庫 6月20日刊行予定)
監督:タカハタ秀太
脚本:港岳彦
製作:「アナログ」製作委員会

日本公開:2023年10月6日(金) 全国ロードショー
配給:アスミック・エース、東宝
©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.