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2023.07.19 18:00

『シック・オブ・マイセルフ』10月13日公開決定!日本版ティザービジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

破滅的な自己愛を映し出した異色の“セルフラブ”ストーリー『Sick of Myself』(英題)が、邦題を『シック・オブ・マイセルフ』として10月13日(金)全国順次公開されることが決定し、日本版ティザービジュアルが解禁されました。

長年、競争関係にあった恋人のトマスがアーティストとして脚光を浴び、激しい嫉妬心と焦燥感に駆られた主人公・シグネ。注目されるための「自分らしさ」を手に入れようと、ある違法薬物に手を出したシグネは、薬の副作用で入院し、恋人からの関心を勝ち取りますが、その欲望はますますエスカレートしていき──。

少なからず誰もが持つ承認欲求を切り口に、何者にもなれない主人公が嘘や誇張を重ね、人に注目されるための術を追い求めるあまりに自身を見失っていく様を、シニカルにそして極端なまでにコミカルに映し出す本作。脚本・監督を務めたクリストファー・ボルグリは、本作が長編2作目。次回作『Dream Scenario』はA24製作、ニコラス・ケイジ主演、『ミッドサマー』アリ・アスターのプロデュースで製作されることが発表され話題を呼んでいる注目の新鋭です。

滑稽なまでの自己顕示欲を全身で体現したのは、北欧を中心に話題作への出演作が続く注目の俳優クリスティン・クヤトゥ・ソープ。

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で注目を集め、欧米を中心に世界の映画祭を席巻。アメリカでは小規模公開に関わらずスマッシュヒットを記録し、拡大上映されました。

大島依提亜が手掛けたティザービジュアルでは、主人公シグネが謎の薬を口にしようとするシーンを切り取られています。とある副作用を引き起こすことで知られているこの薬を、シグネはなぜ自ら体内に取り入れようとしているのか。柔らかい色合いとポップなデザインの中に、不穏な要素が隠されています。

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『シック・オブ・マイセルフ』(英題:Sick of Myself)

脚本・監督:クリストファー・ボルグリ
出演:クリスティン・クヤトゥ・ソープ 、エイリック・セザー、ファニー・ベイガー 
2022年/ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・フランス/ 97分/カラー/ノルウェー語・英語/原題:Syk pike/字幕翻訳:平井かおり 

日本公開:2023年10月13日(金)、新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほかロードショー!
配給:クロックワークス
公式サイト
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