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2023.07.13 14:00

『マルセル・マルソー 沈黙のアート』9月16日公開決定!日本版ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

“パントマイムの神様”の神髄に迫るドキュメンタリー『マルセル・マルソー 沈黙のアート』が9月16日(土)より公開されることが決定し、日本版ポスタービジュアルと場面写真11点が解禁されました。

ボロボロのシルクハットと赤いバラ、白塗りメイクで世界に知られる道化師“ビップ”〈BIP〉。言葉をひと言も発さず、身ぶりと表情だけですべてを表現するマルソーの舞台はいかにして生まれたのか?沈黙の表現はなぜ人びとを惹きつけ続けるのか?本作では、豊富なアーカイブ映像を織り交ぜ、さまざまな視点からマルセル・マルソー、そしてパントマイムの神髄に迫ります。

今年は生誕100周年にあたる、1923年生まれのマルソー。ユダヤ人のマルソーは、父親がアウシュヴィッツで殺害され、第二次世界大戦中にはフランスのレジスタンス運動に身を投じ、自らの身分証を偽造してユダヤ人孤児300人余をスイスに逃がしました。危険な状況下で声を発さないコミュニケーション方法は、戦後独自の芸術表現に昇華され、国境を越え愛されるようになりました。

マルソーの妻アンヌ・シッコ、娘のカミーユ・マルソーとオーレリア・マルソー、孫のルイ・シュヴァリエはみなパフォーマンス・アーティスト。彼らが語るマルソーは、それぞれ微妙に異なっており、ルイは、周囲からマルソーの孫と見られることに重圧を感じています。本作が長編3作目となるマウリツィウス監督が、マルソーの家族だからこそ持ち得る感覚の違いを繊細に映し取っています。

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『マルセル・マルソー 沈黙のアート』(英題:The Art of Silence)

監督:マウリツィウス・シュテルクレ・ドルクス
出演:マルセル・マルソー、クリストフ・シュテルクレ、アンヌ・シッコ、カミーユ・マルソー、オーレリア・マルソー、ルイ・シュヴァリエ、ロブ・メルミン
ジョルジュ・ロワンジェ、ダニエル・ロワンジェ
2022年/スイス=ドイツ/独語・英語・仏語/カラー&モノクロ/85分/原題:L’art du silence

日本公開:2023年9月16日(土)シアター・イメージフォーラムにてロードショー、全国順次公開
配給:パンドラ
公式サイト
後援:一般社団法人日本パントマイム協会