※募集終了【7月2日開催】『658km、陽子の旅』Fan’s Voice独占最速オンライン試写会 参加者募集
- Fan's Voice Staff
『#マンホール』が第73回ベルリン国際映画祭で上映され注目を集めた熊切和嘉監督と、初の邦画単独主演を務める菊地凛子が22年ぶりにタッグを組んだロードムービー『658km、陽子の旅』が7月28日(金)より全国順次公開されます。
就職氷河期世代の陽子(菊地凛子)は24年前、父に反対されながら上京したものの、夢破れ挫折。自分の殻に閉じこもっていたある日、父の訃報を受け東京から青森県弘前市の実家まで、思いがけずヒッチハイクで目指すことに。東京から福島、宮城、岩手そして青森、その道中での出会いやトラブルを通した一夜の旅で陽子の止まっていた時と心が動きはじめ──。
熊切監督は、劇場デビュー作『空の穴』(01年)で当時新人の菊地をヒロインに抜擢。以降それぞれ別の道で活躍し、2021年、熊切監督は本作で一人ヒッチハイクで東北を旅する主人公の陽子には菊地しかいないとオファー。菊地は「自分を見出してくれた熊切監督ならば」とオファーを快諾。20年の時を経た監督と俳優の邂逅となりました。
初冬の東北を舞台に過酷な状況に身を置く主人公を、全シーンノーメイクの体当たりで演じ切った菊地。全幅の信頼を置く熊切監督に文字通り全てをゆだね渾身の演技を披露し、ロスジェネとも呼ばれるこの世代が背負うリアルを見事に表現しました。
菊地がアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた『バベル』(07年)のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督は、「彼女の苦痛や悲しみは、観客の心を突き刺し、目が離せなくなる。熊切和嘉は、主人公の痛みや雰囲気を探求し、見事に描き出し、素晴らしい仕事を成し遂げた」と賛辞を送っています。
音楽を担当したのは、Wilcoの「A Ghost Is Born」のプロデューサーとしてグラミー賞を受賞した世界的ミュージシャンのジム・オルーク。
『658km、陽子の旅』は、6月9日(金)に開幕した第25回上海国際映画祭コンペティション部門 に選出され、ワールドプレミアされます。
日本公開に先駆け、7月2日(日)に本作の最速オンライン試写会をFan’s Voice独占で開催します。参加ご希望の方は次の通りご応募ください。応募多数の場合は、抽選とさせていただきますのでご了承ください。
【応募方法】
次の3ステップを完了してください。
①「Fan’s Voice」公式Twitterアカウントをフォローする(@FansVoiceJP)
②「Fan’s Voice」によるこちらのツイートをリツイート(RT)する
③下記応募フォームへ必要事項を記入・送信
【応募締切】
第一次締切:2023年6月16日(金)23時59分
第二次締切:2023年6月22日(木)23時59分
第三次締切:2023年6月28日(水)23時59分
※各締切後に、募集人数を締切回数に応じて配分した人数を当選数とした抽選を行います。先の抽選で落選された方は、以降の抽選でも対象とさせていただきますので、複数回のご応募は不要です。
『658km、陽子の旅』Fan’s Voice独占最速オンライン試写会
日時:2023年7月2日(日)19:50スタンバイ/20:00開映(同時再生)/22:25終了予定
会場:各当選者のご自宅
募集人数:100名(同伴なし;当選者本人のみ視聴可)
ゲスト:熊切和嘉(監督)
※ストリーミング配信による試写となります
※上映後にゲストを迎えたトークを配信予定です
※上映時間:113分
【ご注意事項】
・ご当選者には上記各締切日以降にメールでご連絡します。
・視聴リンクは試写会実施時間中のみ有効となります。開映時間に遅れると、ご参加いただけなくなる場合があります。
・当選者ご本人さまのみご参加いただけます。視聴リンクの転送・公開、視聴時に当選者ご本人以外が同席することは禁止いたします。ご家族や知人を誘った”上映会”の実施は禁止です。
・カフェや図書館といった公共性の高い場所での視聴はお控えください。
・無断転載防止のため、配信画面にはウォーターマーク(透かし)が常時表示されますので、ご了承ください。
・当選権は換金できません。当選権の譲渡・転売は禁止とさせていただきます。
・ご応募は、日本在住の方に限らせていただきます。興行、配給および広告宣伝プロモーション、媒体従事者を含む業界関係者はご参加になれません。ほか応募内容に不明な点がある場合、不正行為が確認または疑われる場合は応募および当選を無効とすることがあります。
・18歳未満の方は保護者の同意を得てからご応募ください。13歳未満の方はご応募いただけません。
・視聴に必要となるインターネット環境および端末は、当選者ご自身にてご用意ください。
・配信画面の写真撮影、動画撮影、録音行為はいかなる場合でも禁止いたします。
・その他、本試写会へのご参加にあたっては、主催者の指示及びルールに従っていただきます。
・本イベントに応募される方は、本記事の記載事項および応募規約に同意されたものとみなします。
・都合により、予告なく変更・中止となる場合があります。予めご了承ください。
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『658km、陽子の旅』
人生を諦めなんとなく過ごしていた就職氷河期世代のフリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせを受ける。 従兄の茂とその家族と共に車で弘前へ一緒に帰ることに。しかし、途中のサービスエリアでトラブルを起こした子どもに気を取られた茂の一家に置き去りにされてしまう。陽子は弘前に向かうことを逡巡しながらも、所持金がない故にヒッチハイクをすることに。しかし、出棺は明日。北上する一夜の旅で出会う人々―懸命に働くシングルマザー、人懐こい女の子、怪しいライター、心暖かい夫婦──様々な人々との出会いにより、時を止めていた陽子の心が動きはじめる。
監督:熊切和嘉
原案&共同脚本:室井孝介
共同脚本:浪子想
出演:菊地凛子、竹原ピストル、黒沢あすか、見上愛、浜野謙太、仁村紗和、篠原篤、吉澤健、風吹ジュン、オダギリジョー
音楽:ジム・オルーク
エンディングテーマ:「Nothing As」by ジム・オルーク、石橋英子
製作:『658㎞、陽子の旅』製作委員会(カルチュア・エンタテインメント、オフィス・シロウズ、プロジェクト ドーン)
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
日本公開:2023年7月28日(金)ユーロスペース、テアトル新宿他全国順次公開
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
公式サイト
©2023「658km、陽子の旅」製作委員会