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2023.05.01 7:00

『青いカフタンの仕立て屋』日本版予告編&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

2022年カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した『青いカフタンの仕立て屋』の日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。

“魅惑の国”モロッコの海辺の町、サレの市場のシーンから始まる予告編。モロッコの伝統衣装であるカフタンの仕立て屋を営むハリムとミナのもとに、新しい弟子のユーセフが現れ、3人はカフタン作りを通して絆を深めていきます。映像では、旧市街の市場や、大衆浴場(ハマム)、男たちがミントティーを楽しむカフェなど、素顔のモロッコの風景も映し出されています。

ポスタービジュアルでは、窓辺に腰掛け、外の様子を眺めるハリムとミナの姿をはじめ、青いカフタンに繊細な刺繍を施す様子や色とりどりの糸、そして微笑み合う夫婦とユーセフの姿が切り取られ、3人のこれからの物語に思いを巡らせる仕上がりとなっています。

監督を務めたのは、前作『モロッコ、彼女たちの朝』(19年)が日本で大ヒットを記録したマリヤム・トゥザニ。前作のリサーチ中にサレで出会った美容師の男性からインスピレーションを受けたという今作のテーマについて、「男性であれ女性であれ、自分がありのままで、自分が愛したいと思う人を愛する自由についての映画です。そして何より、愛についての映画です。愛にはすべてが含まれています」と語っています。

主演は『灼熱の魂』『モロッコ、彼女たちの朝』のルブナ・アザバル。

モロッコのセンシティブな問題を国際社会に紹介した本作は、2022年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に選出され、国際映画批評家連盟賞を受賞。第95回アカデミー賞モロッコ代表として国際長編映画賞のショートリスト(最終候補15本)に選出されるなど、国際的に高い評価を受けています。

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『青いカフタンの仕立て屋』(英題:The Blue Caftan)

監督・脚本:マリヤム・トゥザニ
出演:ルブナ・アザバル サーレフ・バクリ アイユーブ・ミシウィ
2022年/フランス、モロッコ、ベルギー、デンマーク/アラビア語/122分/ビスタ/カラー/5.1ch /字幕翻訳:原田りえ 

日本公開:2023年6月16日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
提供:WOWOW、ロングライド
配給:ロングライド 
公式サイト
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