News

2023.04.28 12:00

『キングダム エクソダス〈脱出〉』日本版予告編&本ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

90年代に全世界を震撼させた伝説の北欧ホラーシリーズの最新作となるラース・フォン・トリアー監督『キングダム エクソダス〈脱出〉』の日本版予告編と本ポスタービジュアルが解禁されました。

『キングダムⅠ&Ⅱ』のダイジェスト映像から始まる予告編。懐かしいキャストの姿も見られる中、ポスタービジュアルにも登場する一人の老婆が吸い寄せられるように巨大病院キングダムの入口を通り抜けると、懐かしいテーマ曲が鳴動。90年代に世界を震撼させたホラーシリーズの世界観へ一気に引き込まれます。その後も、超自然現象、奇怪な儀式、ソープオペラさながらの医師と患者たちのドタバタ劇が繰り広げられ、「フォン・トリアー作品で最も告白的かつ暴露的だ!」(Roger Ebert.com)、「常軌を逸したキャラクターや設定に彼の美学が貫かれている」(Variety)といった海外レビューにも嘘偽りのない、濃厚な内容となっています。

シリーズの「お約束」ともなっているスウェーデン人とデンマーク人のいがみ合いをネタにした会話も健在。後半には、フォン・トリアー監督の盟友ウィレム・デフォーも衝撃(笑撃)の登場で怪演を披露。さらにウド・キアの怪演も抜きにしては語れない『キングダム』シリーズですが、本予告では「善も悪もあることを心得よ」というフォン・トリアー監督本人からの意味深なメッセージの後、背後からキアの顔がうっすらと浮かび上がる様が観られます。

カンヌでのパルムドール受賞など輝かしい経歴を誇り、挑発する作風で観る者を圧倒してきたラース・フォン・トリアー。その中でも、90年代に制作されたドラマシリーズ「キングダム」はデンマーク最高視聴率50%越えを記録し、社会現象を巻き起こした伝説の作品。四半世紀の時を超えて制作された『キングダム エクソダス〈脱出〉』は全編5時間超の「映画作品」として第79回ベネチア国際映画祭でお披露目されました。

==

『キングダム エクソダス〈脱出〉』(英題:The Kingdom Exodus)

夢遊病者のカレンは、助けを呼ぶ謎の声を夢に見てキングダムにたどり着き、病院に憑く呪いを解くために、病院の用務係のブルザー、心臓外科医のユディットと手を組むが、悪魔の力に反撃されてしまう。一方、キングダムに赴任してきて間もないスウェーデン人医師のヘルマー・ジュニアは、亡くなった父スティグ・ヘルマーの秘密を探り始めるが──。

監督:ラース・フォン・トリアー
出演:ボディル・ヨルゲンセン、ミカエル・パーシュブラント、ラース・ミケルセン、ニコラス・ブロ、アレクサンダー・スカルスガルド、ウド・キア
2022年/デンマーク/デンマーク語、スウェーデン語、ラテン語/319分/カラー/1:1.78/5.1ch/原題:Riget Exodus/字幕翻訳:安本熙生

日本公開:2023年7月28日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて全国公開
配給:シンカ
提供:シンカ、TCエンタテインメント
公式サイト
© 2022 VIAPLAY GROUP, DR & ZENTROPA ENTERTAINMENTS2 APS