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2023.04.27 10:00

ドキュメンタリー『Godard Cinema』9月22日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

20世紀映画界の伝説ジャン=リュック・ゴダールの謎に包まれた作家人生を紐解くドキュメンタリー『Godard Cinema』(英題)が9月22日(金)より全国順次公開されることが決定しました。

フランス映画界で革新的なヌーヴェル・ヴァーグを先導し、20世紀で最も重要な映画作家の一人と称されたジャン=リュック・ゴダール。今作は、2022年9月13日に91歳の彼が自らこの世を去る直前、第79回ベネチア国際映画祭のノンフィクション・クラシック部門で上映されました。

本編には、『勝手にしやがれ』(60年)、『女と男のいる舗道』(62年)、『気狂いピエロ』(65年)、『彼女について私が知っている二、三の出来事』(67年)や『中国女』(67年)をはじめ、「ジガ・ヴェルトフ集団」時代から『ゴダールの映画史』(88〜98年)まで、ゴダールの作品の豊富な映像の数々が登場。家族や友人、元パートナーたちによる証言をはじめ、女優マーシャ・メリル、ジュリー・デルピー、ナタリー・バイやハンナ・シグラ、映画監督ロマン・グーピル、批評家ティエリー・ジュスら豪華な出演陣による新たなインタビューまで、貴重な映像で構成されています。

監督・編集は、ドキュメンタリーの編集を数多く手掛けてきたフランスの映画監督シリル・ルティ。

なお、4月22日より、ゴダールに関するドキュメンタリー『1PM-ワン・アメリカン・ムービー』と『中国女』を巡るゴダールのドキュメント『ニューヨークの中国女』が公開。また、『中国女』もリバイバル限定上映され、4月28日からはゴダール監督の特集上映「追悼 ジャン=リュック・ゴダール映画祭」が開催されます。

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『Godard Cinema』(英題)

監督:シリル・ルティ
出演:マーシャ・メリル、ティエリー・ジュス、アラン・ベルガラ、マリナ・ヴラディ、ロマン・グーピル、デヴィッド・ファルー、ジュリー・デルピー、ダニエル・コーン=ベンディット、ジェラール・マルタン、ナタリー・バイ、ハンナ・シグラ、ドミニク・パイーニ
2022年/フランス/フランス語/100分/カラー・モノクロ 原題:Godard seul le cinéma

日本公開:2023年9月22日(金)より新宿シネマカリテ、シネスイッチ銀座、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
提供:シネゴドー、ミモザフィルムズ
配給:ミモザフィルムズ
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