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2023.04.26 13:00

ジュリア・ガーナー主演『アシスタント』新場面写真9点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

ドキュメンタリー映画作家のキティ・グリーンが、2017年、ハリウッドを発端に巻き起こった#MeToo運動を題材に、今日の職場における大きな問題を掘り下げた映画『アシスタント』の新場面写真9点が解禁されました。

名門大学を卒業し、映画プロデューサーという夢を抱いて有名エンターテインメント企業に就職したジェーン(ジュリア・ガーナー)。業界の大物である会長のもとでジュニアアシスタントとして働き始めると、殺風景なオフィスで早朝から深夜まで事務作業に追われることに。常態化しているハラスメントが積み重なる一方で、自分が即座に交換可能な下働きでしかないということも、将来大きなチャンスを掴むためには会社でキャリアを積むしかないこともわかっているジェーン。ある日、会長の許されない行為を知り、この問題に立ち上がることを決意しますが──。

到着した場面写真では、過酷な長時間労働に追われるジェーンが、まともな食事をとる時間もなく残ったドーナツを思わずつまみ食い、コピーをとりながら放心し、一人だけ帰れずに深夜まで残業する様子が切り取られています。

ジェーン役を演じたのは、Netflixオリジナル『オザークへようこそ』(17年)で3度にわたるエミー賞助演女優賞に輝いたジュリア・ガーナー。近年ではNetflixオリジナル『令嬢アンナの真実』(22年)で主演に抜擢され、今年3月にはGUCCIのフレグランスコレクション「GUCCI GUILTY」のニューフェイスとなるなど、若手俳優として急速に地位を確立しています。

『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』(22年)にも連なる、職場のパワハラや性的虐待を許容し蔓延させているシステムへの痛烈な告発とも言える本作。サンダンス、ベルリンを始めとした世界中の映画祭で高く評価され、メディアからは「大胆で勇敢。『アシスタント』は時代の変化を感じる」(The Playlist)、「画期的。完璧に計算されている」(Roger Ebert.com)、「(紙の切り傷のような)浅い傷を無数に負わせ続ける差別。その実態を雄弁に語る」(Rolling Stone)、「ジュリア・ガーナーの演技は並外れている」(DEADLINE)と称賛されました。

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『アシスタント』(原題:The Assistant)

監督・脚本・製作・共同編集:キティ・グリーン
出演:ジュリア・ガーナー、マシュー・マクファデイン、マッケンジー・リー
製作:スコット・マコーリー、ジェームズ・シェイマス、P・ジェニファー・デイナ、ロス・ジェイコブソン
サウンドデザイン:レスリー・シャッツ
音楽:タマール=カリ
キャスティング:アヴィ・カウフマン
2019年/アメリカ/英語/87分/2:1/カラー

日本公開:2023年6月16日(金)新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
配給:サンリスフィルム
公式サイト
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