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2023.04.12 11:00

『ソフト/クワイエット』日本版本予告&新場面写真12点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

『ゲット・アウト』『セッション』のブラムハウスが放つ全編ワンショットの“体感型”クライムスリラー『ソフト/クワイエット』の日本版本予告と新場面写真12点が解禁されました。

閑静な田舎町の森に囲まれた教会の談話室での、白人女性による会合のシーンから始まる予告編。マイノリティーへの偏見を持つ白人女性たちの不穏な会話は、日頃の不満や過激な思想を共有することで徐々に白熱していきます。そして、二次会へ向かう途中に立ち寄った食料品店で、アジア系の姉妹との激しい口論が勃発。緊迫した空気が流れ、ついには揉み合い、そして拷問へと発展していき──。

世界中の映画ファンの熱烈な支持を得ているホラー&スリラー界のトップブランド「ブラムハウス」が放つ新作は、大胆な撮影手法とセンセーショナルなテーマを融合させ、アメリカで社会問題化しているヘイトクライム(憎悪犯罪)の狂気をえぐり出す問題作。92分全編をワンショットで撮影し、編集や視覚効果などの作為を排除した映像世界は、閑静な町のごく平凡な日常が惨たらしい地獄絵図へと変貌していく過程をリアルタイム進行で描出。生々しい臨場感と相まって、娯楽映画のスリルを超えた別次元の恐怖を突きつけます。

主人公エミリーの自尊心の高さと精神的なもろさを見事に演じきったステファニー・エステスを始め、キャストにはほぼ無名ながらもインディペンデント映画や舞台などで豊富な経験を積んだ実力派が揃い、どの町にもいそうな“危険な隣人”をリアルに体現。オリジナル脚本を自ら映画化し、長編デビューを飾ったベス・デ・アラウージョ監督の演出力にも注目です。

以下、本作を鑑賞した著名人3名からの称賛コメントが到着しています。

内田樹(思想家・武道家)
ワンショット・リアルタイムのスリラーと言えば、ヒッチコックの『ロープ』が映画史に残る傑作だけれど、本作はそれに挑戦している。途中から加速する登場人物たちの暴走と救いのない精神崩壊は『ロープ』を凌駕している。

瀬々敬久(映画監督)
黄昏の〈逢魔が時〉がリアルに過ぎる92分。暮れゆくワンカットの中、人々は狂気に陥り、魔物に出会ったと自ら信じ込む。それは「分断」の時代を生きる我々自身の姿だ。

森達也(映画監督/作家)
これほどひどい映画はちょっと記憶にない。でも絶対にあなたは最後まで目を離せない。悔しい。すごい。悲しい。怖い。すべてが凝縮されている。この映画だからこその全編ワンショット。一人でも多くの人に観てほしい。

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『ソフト/クワイエット』(原題:Soft & Quiet)

監督・脚本:ベス・デ・アラウージョ
出演:ステファニー・エステス、オリヴィア・ルッカルディ、エレノア・ピエンタ、メリッサ・パウロ、シシー・リー、ジョン・ビーバース
2022年/アメリカ/英語/92分/16:9/5.1ch/日本語字幕:永井歌子/G

日本公開:2023年5月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
公式サイト
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