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2023.03.27 11:00

『フリークスアウト』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に選出された異能力バトルエンタテインメント『フリークスアウト』の日本版予告編が解禁されました。

サーカス団「メッツァ・ピオッタ」の団長イスラエルが、超人たちの不思議な能力を披露するサーカスの世界へと誘う場面から始まる予告編。光と電気を操る“光の少女”マティルデ、“虫使い”のチェンチオ、“磁石人間”のマリオ、“怪力男”のフルヴィオがそれぞれの能力で街の人々を楽しませる一方で、ナチス・サーカス団のフランツは戦争で勝利するために超人の能力を利用しようと企んでいました。傍若無人に振る舞うナチス・ドイツ軍にサーカスの客を奪われ、家族同然の団長イスラエルを連れ去られてしまった4人は、超人的能力を最大限に発揮しながら、巨大なナチス・ドイツへと前代未聞の戦いを挑むことに──。

監督を務めたのは、長編デビュー作にしてイタリア映画初となる異色のダークヒーロー・エンタテインメント『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』がイタリア版アカデミー賞と称されるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で7冠を獲得した新星ガブリエーレ・マイネッティ。

本作はベネチアでのワールドプレミアは批評家・観客から熱狂をもって迎えられ、ロッテルダム国際映画祭では観客賞を受賞。さらにダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では作品賞をはじめ計16部門にノミネート、うち6部門で受賞を果たしました。

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『フリークスアウト』(原題:Freaks Out)

第二次世界大戦下のイタリア。ユダヤ人の団長イスラエルが率いるたった5人の小さなサーカス団「メッツァ・ピオッタ(100リラ硬貨の半分、の意)」の仲間たち、光と電気を操る少女マティルデ、アルビノの虫使いチェンチオ、多毛症の怪力男フルヴィオ、磁石人間の道化師マリオらは、その特殊な能力のせいで普通に暮らすことができず、まるで家族のように肩を寄せ合って暮らしてきた。だがイタリア国内でもナチス・ドイツの影響が強まる中、なんとか戦火を逃がれ皆をアメリカへ脱出させようとしていたイスラエルが、突然姿を消してしまう。マティルデがどうにか団長を探し出そうと奔走する一方、フルヴィオら3人は仕事を求めてベルリン・サーカス団の門を叩く。ド派手なパフォーマンスが話題のナチス・ドイツの陽気な広告塔。しかし団長のフランツは、裏でナチスを勝利に導く異能力者を探して人体実験を繰り返す恐ろしい男だった。フランツとの危険な出会いは、メッツァ・ピオッタ・サーカスの仲間たちをナチス・ドイツ軍との壮絶な戦いへと導いていくのだが……。

監督/ガブリエーレ・マイネッティ
脚本/ニコラ・グアリャノーネ、ガブリエーレ・マイネッティ
出演/クラウディオ・サンタマリア、アウロラ・ジョヴィナッツォ、ピエトロ・カステリット、ジャンカルロ・マルティーニ、ジョルジョ・ティラバッシ、フランツ・ロゴフスキ
2021年/イタリア・ベルギー/イタリア語・ドイツ語ほか/141分/字幕翻訳:髙橋彩/R15+

日本公開/2023年5月12日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
配給/クロックワークス
公式サイト
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