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2023.03.16 8:00

『オレンジ・ランプ』6月30日公開決定!特報&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

夫が若年性認知症と診断された夫婦の希望と再生の物語を、貫地谷しほり&和田正人のW主演で描いた『オレンジ・ランプ』の公開日が6月30日(金)に決定し、特報映像とポスタービジュアルが解禁されました。

39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断されながらも、ネッツトヨタ仙台に勤め、講演活動等を続けている丹野智文さんの実話に基づき、夫婦の9年間の軌跡を描く物語。

特報映像は、「実は私、認知症なんです」と告白するトップ営業マンのパパ・只野晃一(和田正人)の姿から始まり、そんな状況をやさしく受け止める前向きなママ・真央(貫地谷しほり)が娘二人と一緒に、「自分でできることは、自分でしてもらうの」とパパへの対応を話し合う様子が。勤め先の社長(赤井英和)は、晃一に「困ったことがあったら、周りの誰かに支えてもらったらええねん」と語り、病気になってから出会った飯塚さゆり(中尾ミエ)やフットサル仲間との時間が晃一と真央を笑顔にしていきます──。

製作には介護の世界を描いて13万人以上の人々に感動を伝え続ける映画『ケアニン』シリーズのスタッフが集結。認知症のシンボルカラーのオレンジとランプを組み合わせたタイトルには、“小さな灯でも、みんなで灯せば世界はこんなにも明るくなる”という願いが込められています。

以下、コメントが到着しています。

貫地谷しほり(只野真央 役)
先日、初号試写会があり初めて出来上がった作品を鑑賞しました。
試写が終わって、和田正人さん演じる若年性認知症になった夫役の、
モデルとなられた丹野智文さんがとても喜んでくださっていて、
「そのままだぁ」とおっしゃっていました。
こんなに優しい世界が現実にもあるのだと心が熱くなりました。
分からないながらも一生懸命共に歩む妻を大切に、
そしてスタッフキャスト一丸となって制作しました。是非この優しい物語を観にいらしてください。

和田正人(只野晃一 役)
若年性アルツハイマー型認知症を題材にした作品は、これまでにも幾つか拝見してきましたが、今作は過去のどれにも当てはまらない、新しい切り口の映画になっているんじゃないかと思います。それと同時に、一般的に捉えられていた若年性アルツハイマー型認知症に対する知識や、考え方までもが一新されるような内容となっています。そして何より、これは実話を元に描かれているお話なのです。私が演じる只野晃一は、39歳で若年性アルツハイマー型認知症を発症した役どころですが、映画を観ていて「あれ?」っと思うところがあるかと思います。なんだか病気を抱えている人には見えないな、と。むしろ誰よりも明るく楽しく生きている人だな、と。只野晃一のモデルとなった丹野智文さんに、私が初めてお逢いした時にも同じことを思いました。若年性アルツハイマー型認知症を発症してから10年ほど経過しているにも関わらずです。真相はぜひ映画館で確認して下さい。そしてこれを機に、改めて家族や仲間との絆の素晴らしさを感じて欲しいです。人の未来は希望に満ち溢れていると確信できると思います。

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『オレンジ・ランプ』(英題:A Life with My Alzheimer’s Husband)

妻・真央や二人の娘と暮らす39歳の只野晃一は、充実した日々を送るカーディーラーのトップ営業マン。そんな彼に、顧客の名前を忘れるなどの異変が訪れる。下された診断は、「若年性アルツハイマー型認知症」。驚き、戸惑い、不安に押しつぶされていく晃一は、とうとう退社も決意する。心配のあまり何でもしてあげようとする真央。しかし、ある出会いがきっかけで二人の意識が変わる。「人生を諦めなくていい」と気づいた彼ら夫婦を取り巻く世界が変わっていく──。

主演/貫地谷しほり、和田正人 
出演/伊嵜充則、山田雅人、赤間麻里子、赤井英和、中尾ミエ
監督/三原光尋
企画・脚本・プロデュース/山国秀幸
脚本/金杉弘子
音楽/宮﨑道
主題歌/THE CHARM PARK「セルフノート」
原作/山国秀幸「オレンジ・ランプ」(幻冬舎文庫) 
推薦/厚生労働省
製作/「オレンジ・ランプ」製作委員会(ワンダーラボラトリー/ JR西日本コミュニケーションズ/ アイ・ピー・アイ/ギャガ/ 朝日放送テレビ/ 朝日新聞社) 
制作/JR西日本コミュニケーションズ
制作協力/TKSplus
日本/日本語/2023/ビスタ/5.1ch/100分/G

日本公開/2023年6月30日(金)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座他全国ロードショー
配給/ギャガ
公式サイト
©2022「オレンジ・ランプ」製作委員会
文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業