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2023.03.10 16:00

『フリークスアウト』日本版特報&新場面写真12点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に選出された『フリークスアウト』の日本版特報映像と新場面写真12点が解禁されました。

映像では、超人的能力を持つサーカス団「メッツァ・ピオッタ」の“光の少女”こと光と電気を操る少女マティルデ、“虫使い”のチェンチオ、“磁石人間”のマリオ、“怪力男”のフルヴィオの4人がそれぞれの特殊能力を活かし、悪事を企む巨大なナチス・ドイツ軍に戦いを挑む様子が確認できます。

到着した写真では、4人が旅に繰り出す姿や、それぞれの特殊能力をサーカスで披露する姿、ナチス・ドイツの兵士たちがフルヴィオたちを見て嘲笑う姿などが切り取られています。

監督を務めたのは、長編デビュー作にしてイタリア映画初となる異色のダークヒーロー・エンタテインメント『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』がダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で7冠を獲得した新星ガブリエーレ・マイネッティ。監督第2作にあたる本作では、「特殊な異能力を持つが故に世間に馴染めず肩を寄せ合って生きてきた超人サーカス団が、ナチス・ドイツの悪党どもに立ち向かう」という設定をもとに、異能力バトルエンタテインメントを完成させました。

ベネチアでのワールドプレミアでは批評家・観客から熱狂をもって迎えられ、ロッテルダム国際映画祭では観客賞を受賞。さらにイタリア版アカデミー賞と称されるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では作品賞をはじめ計16部門にノミネート、うち6部門を受賞を果たしました。

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『フリークスアウト』(原題:Freaks Out)

第二次世界大戦下のイタリア。ユダヤ人の団長イスラエルが率いるたった5人の小さなサーカス団「メッツァ・ピオッタ(100リラ硬貨の半分、の意)」の仲間たち、光と電気を操る少女マティルデ、アルビノの虫使いチェンチオ、多毛症の怪力男フルヴィオ、磁石人間の道化師マリオらは、その特殊な能力のせいで普通に暮らすことができず、まるで家族のように肩を寄せ合って暮らしてきた。だがイタリア国内でもナチス・ドイツの影響が強まる中、なんとか戦火を逃がれ皆をアメリカへ脱出させようとしていたイスラエルが、突然姿を消してしまう。マティルデがどうにか団長を探し出そうと奔走する一方、フルヴィオら3人は仕事を求めてベルリン・サーカス団の門を叩く。ド派手なパフォーマンスが話題のナチス・ドイツの陽気な広告塔。しかし団長のフランツは、裏でナチスを勝利に導く異能力者を探して人体実験を繰り返す恐ろしい男だった。フランツとの危険な出会いは、メッツァ・ピオッタ・サーカスの仲間たちをナチス・ドイツ軍との壮絶な戦いへと導いていくのだが……。

監督/ガブリエーレ・マイネッティ
脚本/ニコラ・グアリャノーネ、ガブリエーレ・マイネッティ
出演/クラウディオ・サンタマリア、アウロラ・ジョヴィナッツォ、ピエトロ・カステリット、ジャンカルロ・マルティーニ、ジョルジョ・ティラバッシ、フランツ・ロゴフスキ
2021年/イタリア・ベルギー/イタリア語・ドイツ語ほか/141分/字幕翻訳:髙橋彩/R15+

日本公開/2023年5月12日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
配給/クロックワークス
公式サイト
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