News

2023.02.28 18:00

『サントメール ある被告』7月14日公開決定!日本版ティザービジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第79回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)と新人監督賞を受賞したフランス映画『Saint Omer』が、邦題を『サントメール ある被告』として7月14日(金)より全国公開されることが決定し、日本版ティザービジュアルが解禁されました。

ある裁判を傍聴する若き女性作家のラマ(カイジ・カガメ)。被告は、生後15ヶ月の幼い娘を海辺に置き去りにし殺害した罪に問われた若い女性ロランス(ガスラジー・マランダ)。セネガルからフランスに留学し、完璧な美しいフランス語を話す彼女は、本当に我が子を殺したのか──?

フランス北部の町、サントメールで実際にあった裁判をベースに、傍聴する作家の視点でサスペンスフルに描き出した法廷劇。“2022年最高のフランス映画”との呼び声も高く、本年度アカデミー賞国際長編映画部門のフランス代表に選出されました。

監督は、『私たち』(21年)で第71回ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門作品賞を受賞し、ドキュメンタリー作家として国際的に高い評価を受けてきたセネガル系フランス人のアリス・ディオップ。本作が初めての長編劇映画ながらも、卓越したドキュメンタリー的視点を交えながら描く手法が絶賛され、今や最も注目すべき監督の一人とされています。

撮影監督に『燃ゆる女の肖像』でセザール賞はじめ数々の撮影賞に輝いたクレア・マトン、脚本に、フェミナ賞とゴンクール賞を受賞している作家のマリー・ンディアイが参加している点にも注目です。

==

『サントメール ある被告』(原題:Saint Omer)

監督/アリス・ディオップ
出演/カイジ・カガメ、ガスラジー・マランダ、ロバート・カンタレラ
2022/フランス/フランス語/123分/カラー/G/字幕:岩辺いずみ

日本公開/2023年7月14日(金よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開予定
配給/トランスフォーマー
公式サイト
© SRAB FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA – 2022