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2023.02.17 6:00

二宮和也主演『アナログ』2023年秋公開決定!ビートたけしの恋愛小説を映画化!

  • Fan's Voice Staff

ビートたけし初の書き下ろし恋愛小説を二宮和也主演で映画化した『アナログ』の製作と2023年秋公開が決定しました。

手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮和也)が、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で出会ったのは、謎めいた女性・みゆき(波瑠)。自分と似た価値観を持つみゆきに惹かれ、意を決して連絡先を聞いたところ、彼女は携帯電話を持っていないといいます。「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」。みゆきのその言葉をきっかけに、毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わし、ゆっくりと関係を深めていく二人。やがて想いを募らせた悟はプロポーズすることを決意すると、その当日、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなり──。

原作は、お笑い界・映画界で今なお絶対的存在のビートたけしが70歳にして初めて書き上げた恋愛小説「アナログ」(集英社文庫刊行予定)。全てがデジタル化されている世界だからこそ、当たり前の「誰かを大切にする」という気持ちを書きたくなったという本作は、刊行から約1か月で10万部を突破(2023年6月20日に集英社文庫から改めて刊行予定)。各界著名人からの激賛も相次いだ話題作が満を持しての映画化となります。

二宮和也が演じる水島悟は、手作りや手書きにこだわるアナログ人間でありつつも、思いをこめた時間を相手に届けたいという信念を持つデザイナー。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を含め、数々の受賞歴を誇る実力派の二宮が、実年齢に近い役柄を丁寧に、伸びやかに演じます。

ヒロインを演じるのは、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で日本中を虜にし、その後も話題作に続々と出演中の波瑠。今の時代には珍しく携帯電話を持っていない、謎めいた女性・みゆきを演じます。

監督を務めるのは、長編映画デビュー作『ホテルビーナス』(04年)でモスクワ国際映画祭コンペティション・パースペクティブ作品賞を受賞し、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマ『二つの祖国』(19年)、『鳩の撃退法』(21年)などを手掛けてきたタカハタ秀太。二宮和也とビートたけしが主演のTBS年末ドラマスペシャル『赤めだか』(15年)の演出も務めており、ビートたけしからの信頼も厚く、二宮とタッグを組むのは2度目となります。

脚本を担当するのは、『あゝ、荒野 前編・後編』 (17年)、『宮本から君へ』(19年)、『MOTHER マザー』(20年)など、もがきながら生きる人間の機微を繊細に、時に骨太に描く脚本家の港岳彦。「会うこと」を大切にする“アナログ”な価値観を持つ二人の恋愛を通じて、いつの時代も変わらない愛の原点=“好きな人にただ会える喜び”を純粋に描き出します。

以下、コメントが到着しています。

二宮和也(水島悟 役)
現場の撮影はクリエイティブな日々で、毎日現場に向かうのが楽しい日々でした。

目まぐるしく変化する世の中ですが、いつの時代も”誰かを大切にする気持ち”の本質はとてもシンプルで変わらないのだと改めて気付かされる作品です。
コロナ禍を経たからこそ感じることができる人と会うことの温かさと喜びを、ぜひ劇場で感じていただけると幸いです。

波瑠(美春みゆき 役)
脚本を読ませていただき、とても美しい物語に感動しました。今は会えなくても色々なことを共有できる世の中でとても便利なことですが、一緒にいることでこそ分かち合える喜びに鈍感になってしまったのかもと不安になります。
誰かと愛を育めることは奇跡そのものなのだと、この作品を通して実感しました。
是非、大切な人と観ていただけたら嬉しいです。

タカハタ秀太(監督)
「アナログ」が出版されてすぐ、これを二宮和也さんで映画にしたい!と切に思いました。
映画化をご承諾いただけたことは幸甚の至りです。
二宮さんと波瑠さん、初共演のふたりの撮影初日を見て、
まさに〈悟とみゆき〉を感じました。

原作本の帯に「愛するって、こういうことじゃないか?」とあります。
誰かを大切にする、とは何か…。
珠玉のラブストーリーを全ての世代にお届け出来ればと思います。

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『アナログ』

出演/二宮和也、波瑠
原作/ビートたけし「アナログ」(集英社文庫 6月20日刊行予定)
監督/タカハタ秀太
脚本/港岳彦

日本公開/2023年秋 全国ロードショー
製作/「アナログ」製作委員会
配給/アスミック・エース、東宝
©2023「アナログ」FP ©2023 T.N GON Co., Ltd.