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2023.02.14 12:00

『レッド・ロケット』日本版予告編&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され、A24が北米配給を手掛けた『レッド・ロケット』の日本版予告編とポスタービジュアル、新場面写真が解禁されました。

元ポルノスターのマイキー(サイモン・レックス)が⻑距離バスで故郷テキサスシティに帰ってくるシーンから始まる予告編。顔は傷だらけ、所持金22ドル、別居中の妻からは「消え失せな!」と罵られながらも、どうにか家に転がり込むことに成功。「俺のスキルと能力があれば怖いものなしさ」と根拠のない自信を振りかざします。そんなある日、ドーナツ店で働く少女に出会い、マイキーの中で何かの“スイッチ”が入ります。そこからはあの手この手で口説こうとしますが──。

新たに到着した場面写真では、舞台となったテキサスシティに実在するドーナツ店をはじめ、アラン・リックマン演出の一人芝居など舞台で活躍するブリー・エルロッド演じるマイキーの妻レクシー、ベイカー監督に見出され「次なる大物」と言われるスザンナ・サンが演じるストロベリー、地元テキサスでスカウトした映画初出演の魅力的な面々演じるテキサスの人々など、印象的なショットが並んでいます。

『タンジェリン』『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』など、アメリカ社会の「声なき声」を掬い上げ丁寧に描くことに定評のあるショーン・ベイカー監督がパンデミックの最中少数精鋭のクルーで作り上げた本作。「物語が本当に起こる場所で撮りたい」という意図のもと、『イット・カムズ・アットナイト』や『WAVES/ウェイブス』などで知られるテキサス出身のドリュー・ダニエルズが撮影監督に起用し、テキサス特有の色、湿度、土っぽさを16mmフィルムで、粗削りでありながらも美しくエモーショナルに映し出しています。

さらに、90年代後半に一世を風靡したアメリカのアイドルグループ*NSYNC(インシンク)の大ヒット曲「Bye Bye Bye」(00年)の意外なマッチングが作品への期待を高めます。

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『レッド・ロケット』(原題:Red Rcoket)

監督/ショーン・ベイカー
脚本/ショーン・ベイカー、クリス・バーゴッチ
撮影/ドリュー・ダニエルズ
編集/ショーン・ベイカー
出演/サイモン・レックス、ブリー・エルロッド、スザンナ・サン ほか
2021年/アメリカ/英語/130分/カラー/シネスコ/5.1ch/R18+/日本語字幕:岩辺いずみ

日本公開/2023年4月21日(金)、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国順次公開
提供/トランスフォーマー、Filmarks
配給/トランスフォーマー
公式サイト
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