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2023.02.03 11:00

『メグレと若い女の死』日本版本ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

ジョルジュ・シムノンの傑作ミステリー小説を原作としたフランス映画『メグレと若い女の死』の日本版本ポスタービジュアルと、本編シーン映像が解禁されました。

日本オリジナルのポスタービジュアルは、ミッフィーで知られる世界的グラフィックデザイナーのディック・ブルーナが装幀を手掛けていた〈メグレ警視シリーズ〉のペーパーバックにインスパイアされて制作されたもの。どっしりしたメグレ警視(ジェラール・ドパルデュー)のシルエットを愛らしくキャラクター化し、トレードマークであるパイプからはカラフルな輪っかの煙があがっています。彼の周りには捜査に必要な証拠写真が散らばっており、モダンなデザインの中にメグレの世界観が描かれています。

本編映像は、最近老いを感じ出していたメグレが医師から禁煙を命じられる様子を捉えたシーン。その後、別日に判事の元を訪れたメグレは、いつもの癖でパイプを口に運んでしまい、メグレが禁煙中であることなど知る由もない判事は、日本海で見つけられた珍しい熱帯魚たちを部屋で大事に育てていたことから「ノンノン!魚たちが嫌がるからパイプはだめ!」とメグレの喫煙を静止。急に注意されて我に返ったのか、キョトンとした表情で「そうですね」とつぶやくメグレ。一見無骨なメグレが少し可愛らしく感じ、彼の人柄が垣間見える場面です。

パトリス・ルコント監督が8年ぶりに制作した最新作は、彼の出世作でもある『仕立て屋の恋』の原作者でもあるジョルジュ・シムノンの傑作ミステリー小説が原作。シムノンの代表作である〈メグレ警視シリーズ〉の中でも、深い余韻に包まれる読後感からファンにも人気の高い、1954年に発行された映画と同名の小説「メグレと若い女の死」を基にルコント節全開で描かれます。

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『メグレと若い女の死』(原題:Maigret)

原作/ジョルジュ・シムノン
監督/パトリス・ルコント
脚本/パトリス・ルコント、ジェローム・トネール
撮影/イヴ・アンジェロ
音楽/ブリュノ・クーレ
出演/ジェラール・ドパルデュー、ジャド・ラベスト、メラニー・ベルニエ、オーロール・クレマン、アンドレ・ウィルム
2022年/フランス/89分/カラー/シネスコ/5.1ch/日本語字幕:手塚雅美

日本公開/2023年3月17日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給/アンプラグド
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