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2023.01.16 12:00

グザヴィエ・ドラン監督『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』2月24日配信決定!

  • Fan's Voice Staff

グザヴィエ・ドランがTVドラマに初挑戦した『The Night Logan Woke Up』(英題)が、邦題を『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』として2月24日(金)に「スターチャンネルEX」で独占日本初配信、3月6日(月)より「BS10 スターチャンネル」で放送されることが決定しました(全5話)。

同名舞台が原作の本作では、ドラン自身が脚本・監督・製作・出演を務め、30年前に起きた事件とそれにかき乱される家族の姿を、過去と未来を行き来しながらサスペンスフルに描かれています。本年度サンダンス映画祭インディーエピソディック部門に見事選出され、来る1月21日にインターナショナルプレミア上映が控えています。
 
カナダ・ケベック州出身のグザヴィエ・ドランは、19歳で発表した長編デビュー作『マイ・マザー』がカンヌ国際映画祭監督週間で上映されて以来、続く『胸騒ぎの恋人』や『わたしはロランス』も同映画祭で上映され、2014年に『Mommy/マミー』で審査員賞、2016年には『たかが世界の終わり』でグランプリを受賞するなど同映画祭から高い評価を受けていることから“カンヌの申し子”の異名を持つ天才監督として、話題作を発表し続けてきました。

なお、本ドラマの配信を記念して、2月にグザヴィエ・ドラン監督コンプリート特集の配信が決定。グザヴィエ・ドラン監督作全8本と出演作1本の合計9本が揃う今回の特集では、「母と息子の衝突」というドラン監督映画に欠かせないテーマの原点となる長編デビュー作『マイ・マザー』をはじめ、作中でアスペクト比を変えるという大胆な手法で、閉塞感と未来への期待感の対比を見事に映し出した『Mommy/マミー』、果てしない会話劇を通して家族の衝突と対話を描き、カンヌ国際映画祭グランプリに輝いた『たかが世界の終わり』のほか、俳優として出演し、演技者としての魅力を発揮した『神のゆらぎ』などが配信されます。

グザヴィエ・ドラン監督コンプリート特集(全9作)
 Amazon Prime Video「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
<配信中>
『マティアス&マキシム』『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』
<1月25日より配信>
『たかが世界の終わり』『Mommy/マミー』『胸騒ぎの恋人』『マイ・マザー』『神のゆらぎ』
<2月14日より配信>
『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』

『Mommy/マミー』© 2014 une filiale de Metafilms inc. Photo credit : Shayne Laverdiere

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『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』(英題:The Night Logan Woke Up)

1991年、ケベック州の郊外。ラルーシュ家のジュリアン、妹のミレイユと、向かいに住むゴドロー家のロリエは仲良し3人組だった。しかし、ある夜の事件を境に3人の人生は一変。ミレイユは秘密を抱えたまま町を離れ、家族と距離を置いていた。それから約30年。母マディが危篤という連絡を受け、ミレイユが帰郷し、ジュリアンとパートナーのシャンタル、次男のドゥニ、ドラッグのリハビリ施設から出来てばかりの末っ子エリオットら家族が再び集まることに。そして、マディが残した予想外の遺言が引き金となり、葬り去られていた嘘と秘密に翻弄されることとなる。はたして“あの夜”いったい何が起きたのか―。

監督・脚本・製作・出演/グザヴィエ・ドラン
音楽/ハンス・ジマー、デヴィッド・フレミング
出演/ジュリー・ルブレトン、パトリック・イヴォン、アンヌ・ドルヴァル、エリック・ブルノー、マガリ・レピーヌ・ブロンドー、ジブリル・ゾンガ ほか
全5話/原題:La nuit où Laurier Gaudreault s’est réveillé

Amazon Prime Video「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
<字幕版>2月24日(金)より独占日本初配信開始 毎週金曜1話ずつ更新 
【放送】 BS10 スターチャンネル
<STAR1 字幕版> 3月6日(月)より 毎週月曜23:00 ほか
※3月5日(日)21:00より 字幕版 第1話 先行無料放送
公式サイト
© Fred Gervais