News

2022.12.27 11:00

ロマン・デュリス主演『エッフェル塔~創造者の愛~』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

ロマン・デュリス主演映画『エッフェル塔~創造者の愛~』の日本版予告編と新場面写真3点が解禁されました。

予告編では、アメリカの〈自由の女神〉の完成とともに天才建築家として名を馳せていたギュスターヴ・エッフェル(ロマン・デュリス)の、当時としては異例尽くめの建造物〈エッフェル塔〉への挑戦と、その裏で繰り広げられる忘れられない一人の女性との愛を紡ぐ姿が、切ない音楽と美しい映像とともに描かれています。

1886年のパリは、プロシアに敗戦した記憶を奮い立たせ工業国として立ち上がった姿を全世界へ知らしめるべく、3年後の「パリ万国博覧会」へ盛り上がりを見せていました。そのなかでギュスターヴ・エッフェルが提案したモニュメントは、ブルジョワや労働者など階層に縛られない、全パリ市民が平等に希望を持つ塔。それは、当時としては最高層の高さ300mかつ、全て金属で作り上げるという、あまりにも壮大な計画でした。そんな彼の背中を押したのは、友人のアントワーヌ・ド・レスタック(ピエール・ドゥラドンシャン)に妻として紹介された、かつて愛し合った元恋人・アドリエンヌ(エマ・マッキー)でした。

再び惹かれ合うギュスターヴとアドリエンヌに勘付き、記者という影響力の強い立場で二人の前に立ちはだかるアントワーヌ。また、着工した塔建設には、地下浸水や反対キャンペーンの勃発により、完成へ暗雲が立ち込めます。「この塔はパリの誇り。我々の誇りだ。という信念とともに突き進むギュスターヴ。そして、アドリエンヌへの募る想いも燃え上がっていきます。愛と成功の両方を求め、情熱を傾けていくギュスターヴが手にするものは果たして──?

ギュスターヴ・エッフェルは、かつて200フラン紙幣の絵柄としてエッフェル塔とともに彼の肖像が使用されたほどフランスでは国民的な偉人の一人。なお、本日12月27日はギュスターヴ・エッフェルの命日(1923年12月27日)。公開を迎える来年は、没後100年のアニバーサリーイヤーとなっています。

==

『エッフェル塔~創造者の愛~』(原題:Eiffel)

アメリカ〈自由の女神像〉の制作に協力したことで大いなる名声を獲得した、ギュスターヴ・エッフェル(ロマン・デュリス)。世間では3年後の1889年に開催される「パリ万国博覧会」の話題でもちきりだった。そのシンボルモニュメント制作のコンクールには全く興味のなかったエッフェルだが、パーティーの席で大臣から強く参加を要請される。さらに、久しぶりに再会した友人で記者のアントワーヌ・ド・レスタック(ピエール・ドゥラドンシャン)の妻・アドリエンヌ(エマ・マッキー)から「大臣と同感です。ぜひ見てみたい。野心作を」と言われたエッフェルは突然、「ブルジョワも労働者も皆が楽しめるように、パリの真ん中に300mの塔をすべて金属で造る」と宣言する。実は初対面のふりをしたレスタックの妻は、エッフェルにとって忘れられない女性だった──。

出演/ロマン・デュリス、エマ・マッキー、ピエール・ドゥラドンシャン、アルマンド・ブーランジェ、ブルーノ・ラファエリ
監督/マルタン・ブルブロン
脚本/カロリーヌ・ボングラン
音楽/アレクサンドル・デスプラ
編集/ヴァレリー・ドゥセーヌ
美術/ステファン・タイヤッソン
2021年/フランス・ドイツ・ベルギー/フランス語/108分/シネスコ/字幕翻訳:橋本裕充/R15+

日本公開/2023年3月3日(金)新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
配給/キノフィルムズ
提供/木下グループ
© 2021 VVZ Production – Pathé Films – Constantin Film Produktion – M6 Films