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2022.12.22 12:00

リューベン・オストルンド監督『逆転のトライアングル』日本版本予告&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第75回カンヌ国際映画祭で最高賞・パルムドールを受賞した『逆転のトライアングル』の日本版本予告とポスタービジュアルが解禁されました。

ファッションモデルのカール(ハリス・ディキンソン)が高級ブランドと庶民派ブランドの“表情”を演じ分けるシーンから始まる予告編。恋人の人気インフルエンサー・ヤヤ(チャールビ・ディーン)と豪華客船の旅に出ると、そこに居合わせたのはロシアの大富豪、英国の武器商人、アル中の船長(ウディ・ハレルソン)、高額チップのためならどんな観客の望みでも叶える客室乗務員など、クセモノたちばかり。ある夜、嵐に巻き込まれて船が難破し、無人島に流れ着いた一行。水も食べ物もSNSもない極限世界での生活が始まると、船でトイレ清掃を担当していたアビゲイル(ドリー・デ・レオン)がサバイバル能力を発揮し、“ヒエラルキー”の頂点に君臨するのでした──。

監督を務めたリューベン・オストルンドは『フレンチアルプスで起きたこと』(14年)で第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(17年)で第70回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞し、本作でカンヌ史上3人目の2作品連続パルムドール受賞という圧倒的快挙を果たしたスウェーデンの鬼才。驚くべき人間観察眼とセンス抜群のブラックユーモアで、毎度観客を絶妙に気まずい気分にさせてくれるオストルンド監督が、ファッション業界とルッキズム、そして現代階級社会をテーマに、世紀の大逆転エンタメを完成させました。

『逆転のトライアングル』は世界中のセレブリティが集まるカンヌ国際映画祭でワールドプレミアされ、スクリーン上で繰り広げられる想像をはるかに超えた“地獄絵図”っぷりに場内爆笑。そのまま最高賞のパルムドール受賞を果たしました。

LA現地時間12月12日(月)に発表された第80回ゴールデングローブ賞のノミネーションでは、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)と助演女優賞(ドリー・デ・レオン)の2部門に選出されています。

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『逆転のトライアングル』(原題:Triangle of Sadness)

監督/リューベン・オストルンド
出演/ハリス・ディキンソン、チャールビ・ディーン、ドリー・デ・レオン、ウディ・ハレルソン 他

日本公開/2023年2月23日(木・祝)、TOHOシネマズ 日比谷 他全国ロードショー
配給/ギャガ
Fredrik Wenzel © Plattform Produktion