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2022.12.16 22:30

『バビロン』ワールドプレミア開催!ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバらがレッドーカーペットに集結!

  • Fan's Voice Staff

『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督最新作『バビロン』のワールドプレミアがLA現地時間12月15日(木)に開催され、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバら豪華キャストに加え、日本代表として渡辺直美がレッドーカーペットに登場しました。

『バビロン』は、ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代を舞台に、富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く物語。

会場となったAcademy Museum of Motion Pictures(アカデミー映画博物館)は昨年オープンしたばかりの、1927年からスタートしたアカデミー賞の歴史が飾られているアメリカ最大級の博物館。まさに1920年代・ハリウッドを舞台に栄光と破滅の物語を描く本作の幕開けに相応しい場所です。

ゴージャスなサイネージが並んだレッドカーペットに、サイレント映画の超大物スターを演じたブラッド・ピット、怖いもの知らずの新鋭女優を演じたマーゴット・ロビー、映画作りを夢見てハリウッドの世界に飛び込む青年役のディエゴ・カルバをはじめ、ジョヴァン・アデポ、ジーン・スマート、オリヴィア・ハミルトン、リー・ジュン・リー、トビー・マグワイア、フリー、オリヴィア・ワイルド、そしてこの壮大なる作品を手掛けたオスカー受賞監督のデイミアン・チャゼル、作曲を担当したジャスティン・ハーウィッツが姿を見せました。

ブラッド・ピット

今年夏に来日し日本を盛り上げてくれた記憶も新しいブラッド・ピットは、サテン生地の鮮やかなブラックスーツで颯爽と登場。会場を埋め尽くすように集まったメディアの取材に精力的に答えながら、「日本の皆さん!映画をお楽しみに!そして良いクリスマスを!」と笑顔でメッセージを送りました。

ディエゴ・カルバ、マーゴット・ロビー

メインキャストへの大抜擢にして、見事な快演でゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)へノミネートを果たした新鋭ディエゴ・カルバは「何かにノミネートされるのも初めてだし、批評家たちに自分の演技が評価されるのも初めてだし、とても不思議な気分ですが嬉しいです。まだ信じられませんが、ブラッドやマーゴットといった素晴らしい共演者たちとのこのレッドカーペットを一緒に歩けるのは幸運だし、光栄です。最初は家族も誰も信じてくれませんでしたが、今はみな興奮して喜んでいます。僕のことを誇りに思ってくれていれば嬉しいですね」と答えました。

主要キャラクターのひとりを演じたリー・ジュン・リーも、「まだ実感がありません。ブラッドとマーゴットとの共演もあり、一緒に仕事ができて本当に光栄です。映画の衣装を作ったメアリー・ゾフレスは素晴らしいんです。7,000以上の衣装を用意しなければならず、私のキャラクターに美しい衣装を用意してくれて、非常に感謝しています」と胸いっぱいの様子で語りました。

ブラッド・ピット、デイミアン・チャゼル監督、ディエゴ・カルバ、マーゴット・ロビー

デイミアン・チャゼル監督は、映画製作を志しLAに飛び込んだ約15年前からこの作品の構想を持っていたそうで、「ついに公開できるのが嬉しいし、信じられない気分です。私にとってこれまでで最大のレッドカーペットだから、迷ってしまいそうな気分です(笑)。これまでいくつも映画をつくってきましたが、今回が最大で、最大のキャスト、最大のスケールなので、全てが新しく感じますし、現実とは思えません。特に本企画を実現するためにかかった年月を考えると、やっとお客さんに見てもらうことができて、より嬉しく感じます」と感慨深そうにコメント。

豪華キャストを迎えての作品作りには「世界一幸運な監督だと思いましたよ。彼らの素晴らしい演技もそうですし、あれだけのスターが全身全霊で、キャラクターを掘り下げ、妥協しないんです。とにかく皆で作品に飛び込んで作り上げました。日本のファンのみなさん、『バビロン』を見てもらえることを非常に楽しみにしています。私の作品では、これまでで最も大きく、最もワイルドで、最もクレイジーな作品です。是非、みなさんにも早く体験していただきたいです!」と力を込めて語りました。

『ラ・ラ・ランド』でもチャゼル監督とタッグを組み、第89回アカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツは「チャゼル監督は非常に緻密なフィルムメーカー。だからこそ僕も何を目指せば良いのか、きちんとわかる。それに彼は音楽がとにかく大好きで、音楽がちゃんと映画に合うようにする。8月に日本に行ったのだけれど、とっても楽しかったし、日本が大好き。日本のファンは、僕らの映画も音楽も受け入れてくれているし、非常にリッチな作品で、いろんなことが盛り込まれているから、日本のみなさんにも『バビロン』を気に入って喜んでもらえると嬉しいよ」と、今年8月にオーケストラの『ラ・ラ・ランド』コンサートで来日したことを振り返りながらメッセージを送りました。

イベントには世界中から多くのゲストが集結してレッドカーペットを盛り上げましたが、その栄えある日本代表として駆けつけたのは、渡辺直美。劇中でマーゴット・ロビー扮するネリーが着用し、予告編でもひときわ印象強い赤のドレスからインスパイアを受け、オリジナルで制作した特注のラップドレスをまとって登場。

「こんなにすごい方々に囲まれてレッドカーペットを歩けるなんてとてもラッキーで光栄なことです。こんなセクシーな赤いドレスは初めて着たかも!THEアメリカ、THEハリウッドという雰囲気に合わせられたかなと思います。ポイントはサイドのヒラヒラです!世界中の人が憧れるハリウッドにしかない空気感、夢のある世界観ですね!」と興奮気味に話し、一足早く鑑賞した映画についても「1920年代のハリウッドが舞台、昔のハリウッドだけど映像がめちゃくちゃ綺麗で、激しくクレイジーなシーンがジェットコースターのように最後まで続いていく素敵な映画です。実は監督と昨日少しお話させていただいて、本当に色々なこだわりが詰まっているそうで、心がずっとハラハラドキドキするのでぜひ日本の皆さんにも観ていただきたいです!」とコメントしました。

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『バビロン』(原題:Babylon)

監督・脚本/デイミアン・チャゼル
製作/マーク・プラット, p.g.a.、マシュー・プルーフ, p.g.a.、オリヴィア・ハミルトン, p.g.a.
製作総指揮/マイケル・ビューグ、トビー・マグワイア、ウィク・ゴッドフリー、ヘレン・エスタブルック、アダム・シーゲル
キャスト/ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバ、ジーン・スマート、ジョヴァン・アデポ、リー・ジュン・リー、P・J・バーン、ルーカス・ハース、オリヴィア・ハミルトン、トビー・マグワイア、マックス・ミンゲラ、ローリー・スコーヴェル、キャサリン・ウォーターストン、フリー、ジェフ・ガーリン、エリック・ロバーツ、イーサン・サプリー、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルド ほか
全米公開/12月25日(金)

日本公開/2023年2月10日(金)
配給/東和ピクチャーズ
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