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2022.12.13 10:00

『コンパートメントNo.6』日本版予告編&新場面写真11点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第74回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた『コンパートメントNo.6』の日本版予告編と新場面写真11点が解禁されました。

フィンランドから留学中の学生ラウラが、モスクワで寝台列車にひとりで乗り込むシーンから始まる予告編。同室となった粗野なロシア人の炭鉱夫リョーハの振る舞いや言動にうんざりし、「フィンランド語で『愛してる』はどう言う?」と酔っ払って問いかけるリョーハに対し、「“ハイスタ・ヴィットゥ”(くたばれ)よ」と答えるラウラ。二人のやりとりは、関係性が親密になっていくことを予感させる一方、その後のシーンではラウラの元恋人が女性であることも描かれています。ラウラにとってリョーハは一体どのような存在となっていくのか。「型破りなラブ・ストーリー」(Empire Magazine)、「世界の見方が変わるような映画」(Awards Rader)、「偶然の出会いと心に刻まれる小さな瞬間が美しい」(Midnight East)というレビューコメントがヒントのように挿入されています。

なお、ラウラの元恋人の女性を演じているのは、ヴィターリー・カネフスキー監督の傑作『動くな、死ね、甦れ!』で主演の少女ガリーヤを演じたディナーラ・ドルカーロワ。予告編で流れている楽曲は、1986年にフランス人のDesireless(デザイアレス)が歌い、ヨーロッパ中で大ヒットした「Voyage Voyage」。

『コンパートメントNo.6』は第74回カンヌ映画祭でグランプリとエキュメニカル審査員賞を受賞し、クイア・パルムにノミネート。第79回ゴールデングローブ賞非英語映画賞にノミネート、第94回アカデミー賞国際長編映画賞のフィンランド代表に選出されたほか、フィンランド・アカデミー賞(ユッシ賞)では作品賞・監督賞・主演女優賞など7冠に輝きました。

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『コンパートメントNo.6』(英題:Compartment Number 6)

監督・脚本/ユホ・クオスマネン
原作/ロサ・リクソム「Compartment No.6」(フィンランディア文学賞受賞)
出演/セイディ・ハーラ、ユーリー・ボリソフ、ディナーラ・ドルカーロワ、ユリア・アウグ
2021年/フィンランド、ロシア、エストニア、ドイツ/ロシア語、フィンランド語/107分/カラー/シネスコサイズ/原題:Hytti nro 6/G

日本公開/2023年2月10日(金)、新宿シネマカリテほか全国順次公開
配給/アット エンタテインメント
後援/フィンランド大使館
公式サイト
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