『ウーマン・トーキング私たちの選択』2023年初夏公開決定！

Fan's Voice Staff

今年のトロント国際映画祭にて観客賞次点に選出された『Women Talking』が、邦題を『ウーマン・トーキング私たちの選択』として2023年初夏に公開されることが決定しました。

舞台は2010年の架空の村。自給自足で生活するキリスト教一派の村で女性たちが度々レイプされ、女性たちはそれを「悪魔の仕業」「作り話」というように男性たちに否定されていたところ、それが実際に犯罪だったということを知ります。男性たちが街へと出かけている2日間、彼女たちは自らの未来を懸けた話し合いを行い──。

原作は、2018年に出版され、ニューヨークタイムズ・ブックレビュー誌の年間最優秀書籍に選ばれたミリアム・トウズによる同名ベストセラー小説。2005年から2009年にボリビアで起きた実際の事件を元に描かれています。

監督のサラ・ポーリーは、『死ぬまでにしたい10のこと』（03年）などで女優として活躍しながら、2006年、『アウェイ・フロム・ハー君を想う』で監督・脚本家としてデビューし数々の賞を受賞した実力派。本作でも監督と脚本を手掛けています。

アカデミー賞に2度のノミネート歴を誇るルーニー・マーラが主演を務め、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショーら錚々たるメンバーが脇を固めています。

出演とプロデュースを務めたフランシス・マクドーマンドは本作のオプション権を獲得後、ブラッド・ピットが率いる映画制作会社PLAN Bへ話を持ち込み、映画化が実現しました。

LA現地時間12月12日（月）に発表された第80回ゴールデングローブ賞のノミネーションでは、脚本賞と作曲賞の2部門に選出されました。

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『ウーマン・トーキング私たちの選択』（原題：Women Talking）

監督・脚本／サラ・ポーリー
キャスト／ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショー、フランシス・マクドーマンドほか
製作／デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナー、フランシス・マクドーマンド
製作総指揮／ブラッド・ピット、リン・ルチベッロ＝ブランカテッラ、エミリー・ジェイド・フォーリー
原作／ミリアム・トウズ