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2022.12.09 17:00

『離ればなれになっても』声優・武内駿輔による“日本限定ラブレタームービー”が解禁!

  • Fan's Voice Staff

イタリアで3週連続1位を記録し、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞3部門にノミネートされた愛の物語『離ればなれになっても』の“日本限定ラブレタームービー”が解禁されました。

今作の日本版予告編で、主人公ジェンマと一目会った瞬間に恋に落ちたパオロの心情を吐露するナレーションを務めたのは、大ヒット公開中の『THE FIRST SLAM DUNK』沢北栄治役から『アナと雪の女王』オラフ役まで話題作に出演し続ける人気声優・武内駿輔。

新たに到着した“日本限定ラブレタームービー”では本作の世界観に没入し、離ればなれになってしまったパオロの愛する恋人・ジェンマへのひたむきな想いを語っています。ひとたび視線を交わした瞬間から運命的な恋におちたジェンマとパオロでしたが、ジェンマは母親の死をきっかけにローマからナポリへ移り住むことに。初めての恋に夢中になり、いつまでも一緒にいられると思っていた二人を、現実は容赦なく引き離したのでした。

以下、ナレーション収録を終えた武内駿輔のコメントが到着しています。

──予告編を見て
僕自身、『恋のからさわぎ』『ハイスクール・ミュージカル』『ブロークバック・マウンテン』などの洋画ラブストーリーが大好きなのですが、この『離ればなれになっても』も、きっと僕好みの映画だと感じています。
〈40年の純愛〉というテーマが特によくて。やはり「愛」というのは一生かけて考えたり向き合ったりするもので、そこには自分だけではなく相手の思いももちろんあって、この人間的なテーマがとても好きで、気になるポイントです。また、イタリアが舞台でとてもいい景色が沢山堪能できそうですよね。母親が声楽家なので、僕自身も幼いころからイタリアの文化に触れることが多かったのですが、趣と調和を保っていく奥ゆかしさを美学としている国だと感じます。そんなイタリアの純愛物語はきっと素敵に違いないと思いますし、ラストにその愛が実るのかどうか、それとは違う結末になるのかどうか含め、是非スクリーンで見届けたいと思いました。

──予告編ナレーションを担当して
映画予告のナレーション自体は何度か経験があるのですが、ラブストーリーは僕自身好きなジャンルなので、頑張りました。特に注意したのは、アクション映画などと違い、映像が特段派手なわけではないので、いかに登場人物の心情の変化に寄り添ったナレーションを当てられるかが重要だと意識してのぞみました。セリフの語りから始まる予告編なのですが、主人公のパオロに気持ちを重ね、内なる感情の揺れ動きを細かく表現するべく、かなり思いを込めました。何度も何度も色んなパターンも録らせてもらい、大変でしたがその分、いい予告編に仕上がっていると嬉しいです。恋文の特別映像も主人公の気持ちになってナレーションさせてもらいました。予告編というのは、映画を観る前の方が実際にどのように映画を観ればいいのかという道しるべの様な役割があると思います。その点を念頭に置きながら収録するのは、難しさもありますが、とても楽しくて貴重な経験でした。

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『離ればなれになっても』(英題:The Best Years)

1982年ローマ、16歳のジェンマは同級生のパオロと恋におちる。彼の親友のジュリオとリッカルドと共に、弾けるような青春の時を過ごしていた。ところが突然、母親を亡くしたジェンマは、ナポリの伯母の家に引き取られる。1989年、教師、俳優、弁護士と、社会への一歩を踏み出した3人の男たちは、別人のように変わってしまったジェンマと再会する──。

監督/ガブリエレ・ムッチーノ
音楽/二コラ・ピオヴァーニ
出演/ピエルフランチェスコ・ファビーノ、ミカエラ・ラマツォッティ、キム・ロッシ・スチュアート、クラウディオ・サンタマリア
2020/イタリア/カラー/ビスタ/5.1chデジタル/135分/字幕翻訳:岡本太郎/原題:Gli anni più belli

日本公開/2022年12月30日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー
後援/イタリア大使館、イタリア文化会館
配給/ギャガ
提供/クラシコム
公式サイト
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