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2022.12.02 17:00

パトリス・ルコント監督『メグレと若い女の死』邦題決定&日本版ティザーポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

大人の恋愛劇に定評のあるフランスの名匠パトリス・ルコント監督の最新作『Maigret(メグレ)』の邦題が『メグレと若い女の死』に決定し、日本版ティザーポスターが解禁されました。

パトリス・ルコント監督が8年ぶりに制作した最新作は、彼の出世作でもある『仕立て屋の恋』の原作者でもあるジョルジュ・シムノンの傑作ミステリー小説が原作。シムノンの代表作である〈メグレ警視シリーズ〉の中でも、深い余韻に包まれる読後感からファンにも人気の高い、1954年に発行された小説「メグレと若い女の死」を基に描かれます。犯人探しのための謎解きだけでなく、身元不明の若い女性の死を中心に、メグレ警視が女性の素性と生涯を探りながら事件の背景に迫っていく様をエレガントに描き出すヒューマンミステリー。華やかな世界に憧れ、都会へと出てくる女性たちに降りかかる現実の厳しさ。それゆえの貧困と都会の闇が見えてきたとき、メグレ警視の心が動かされていきます。唯一の手がかりである血塗られた高級ドレスが導き出す真相とは──?

ティザーポスターは、霧が立ち込める中、トレードマークのパイプをさり気なく手に持ったメグレ警視のシルエットが浮かび上がっているようなデザイン。シンプルかつ謎めいたポスターをルコント監督自身もお気に入りなのだとか。

世界中で数え切れないほど映像化されてきた〈メグレ警視シリーズ〉。今回のルコント版でメグレ警視役を務めるのは、フランスきっての名優ジェラール・ドパルデュー。身長180センチ、体重100キロという原作に忠実な姿に、渋みを漂わせる名演は見どころです。

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『メグレと若い女の死』(原題:Maigret)

原作/ジョルジュ・シムノン
監督/パトリス・ルコント
脚本/パトリス・ルコント、ジェローム・トネール
撮影/イヴ・アンジェロ
音楽/ブリュノ・クーレ
出演/ジェラール・ドパルデュー、ジャド・ラベスト、メラニー・ベルニエ、オーロール・クレマン、アンドレ・ウィルム
2022年/フランス/89分/カラー/シネスコ/5.1ch/日本語字幕:手塚雅美

日本公開/2023年3月17日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給/アンプラグド
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