News

2022.11.25 11:00

フランソワ・オゾン監督『すべてうまくいきますように』日本版予告編&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

“安楽死”を巡る父娘の葛藤をフランソワ・オゾン監督がソフィー・マルソー主演で描いたフランス映画『すべてうまくいきますように』の日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。

エマニュエル(ソフィー・マルソー)が右半身不随になってしまった父・アンドレ(アンドレ・デュソリエ)から、自分らしく一生を終えるために“安楽死”の手伝いをしてほしいとお願いされるシーンから始まる予告編。愛する父からの思わぬ発言に困惑するエマニュエルは、つい「悪い父親よ。友達ならよかった」と嘆きますが、「なら友達として手を貸すのよ」と友人から背中を押されることで、妹・パスカル(ジェラルディーヌ・ペラス)とともに父の最後の願いに寄り添うことを決意。フランスの法律では安楽死の選択は難しいため、スイスの安楽死を支援する協会とともに着々と段取りを進めていきます。姉妹にとっては直視しがたい現実ながらも、当の本人は元気に液体を飲む練習をしたり、「我が肉体を捧げよう!」と皮肉たっぷりに宣言したりと、なんだか生き生きとしています。少しずつ体力も回復し、お気に入りのレストランや孫の演奏会に出向くなど、生きる喜びを取り戻したかのように見えますが、果たして──?

主演を務めるソフィー・マルソーは、『ラ・ブーム』(80年)の世界的大ヒットで注目を集め、今なおフランスの国民的俳優として愛され続ける名優。本音しか言わない父の言動に時に傷つきながらも、父を敬愛する娘・エマニュエル役を情感豊かに演じました。

==

『すべてうまくいきますように』(原題:Tout s’est bien passé)

監督・脚本/フランソワ・オゾン
出演/ソフィー・マルソー、アンドレ・デュソリエ、ジェラルディーヌ・ペラス、シャーロット・ランプリング、ハンナ・シグラ、エリック・カラヴァカ、グレゴリー・ガドゥボワ
2021/フランス・ベルギー/フランス語・ドイツ語・英語/113分/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/字幕翻訳:松浦美奈/G/英題:Everything Went Fine

提供/木下グループ
配給/キノフィルムズ
公式サイト
© 2020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURES