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2022.11.24 8:00

『戦場のメリークリスマス 4K修復版』2023年1月13日より“最終リベンジ上映”決定!特別ビジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

大島渚監督の最大のヒット作『戦場のメリークリスマス』の4K修復版が2023年1月13日(金)より“最終上映”されることが決定し、特別ビジュアルが解禁されました。

『戦場のメリークリスマス 4K修復版』の上映は、大島渚監督作品が2023年4月に国立機関に収蔵される予定のため、最後の大規模ロードショー公開として企画されたもの。昨年4月16日から、新宿武蔵野館ほか全国9館でスタートし、初週合計来場者数が5,273人、7,293,500円を動員する大ヒット発進。終映後には客席から拍手が起き、涙する人々や、公開を記念して販売されたパンフレットやグッズを求めて長蛇の列ができるなど、初週末は熱気に包まれていました。GWに向けてさらなる盛り上がりが予想されていましたが、政府から緊急事態宣言が発令され、都内ほか約10館が休館し一時上映中止に。その後は、営業時間の短縮や、座席指定券の事前販売休止などの措置を取りながら上映が再開されましたが、自粛を余儀なくされた観客も多く、最終上映期限が2023年3月末に迫ったこのタイミングで、最終リベンジ上映される運びとなりました。

奇しくも、メイン館となる新宿武蔵野館では1月6日(金)より、坂本龍一が音楽・出演を務めた名作『ラストエンペラー劇場公開版 4Kレストア』(87年/ベルナルド・ベルトルッチ監督)も上映されます。

デヴィッド・ボウイの公式ドキュメンタリー『ムーンエイジ・デイドリーム』も2023年3月に日本公開を控え、2023年は『戦メリ』のリベンジ上映と合わせて、坂本龍一、デヴィッド・ボウイの類まれなる才能に存分に触れられる機会となりそうです。

『戦場のメリークリスマス』(83年)は、デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、内田裕也など、当時では到底考えられない、本業が俳優ではない顔ぶれをメインキャストに迎え大ヒットした、戦闘シーンが一切登場しない異色の戦争映画。ボウイ演じる捕虜ジャック・セリアズ少佐に、坂本扮するヨノイ大尉がいつしか惹かれていく様を、東洋と西洋の文化を融合させながら描いています。本作で初めて映画音楽を手掛けた坂本による「Merry Christmas Mr. Lawrence」は、名曲として今もなお広く愛され続けています。

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『戦場のメリークリスマス 4K修復版』

出演/デヴィッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、ビートたけし、ジャック・トンプソン、ジョニー大倉、内田裕也
監督・脚本/大島渚
脚本/ポール・マイヤーズバーグ
原作/サー・ローレンス・ヴァン・デル・ポスト「影の獄にて」
製作/ジェレミー・トーマス
撮影/成島東一郎
音楽/坂本龍一
美術/戸田重昌
1983年/日本=イギリス=ニュージーランド/英語・日本語/123分/ビスタサイズ/ステレオ

日本公開/2023年1月13日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次“最終”公開
配給/アンプラグド
協力/大島渚プロダクション
公式サイト
©大島渚プロダクション