横浜流星主演『ヴィレッジ』ティザービジュアルが解禁!
- Fan's Voice Staff
藤井道人監督が横浜流星を主演に迎え、一人の男の変化と社会構造の歪みを浮き彫りにするヒューマンサスペンス『ヴィレッジ』のティザービジュアルが解禁されました。
とある日本の集落・霞門村(かもんむら)に住む主人公・片山優(横浜流星)は、村の伝統として受け継がれてきた神秘的な「薪能」を見たことによって能に魅せられ、「能教室」に通うほどになっていました。しばらくして、村にゴミの最終処理場が設立されることになり、建設を巡って起きたある事件によって、優の人生は大きく狂っていくことに。誰にも助けを求めることができず、母親はそんな辛い現実に耐えかねて酒とギャンブルに溺れてしまい、優は、村中から蔑まれながらも母親が作った借金を返すためだけに生きる日々。山に囲まれ、幻想的な夜霧が漂う美しい村の中、ひときわ異彩を放つ巨大なゴミの最終処理場で働く優は、仲間内からはいじめの標的にされ、優は孤独に耐えるしかありませんでした──。
ティザービジュルでは、逃げることも、助けを求めることもできず、閉ざされた「村」という世界で生きることを余儀なくされた優の姿が描かれています。うつむき加減におぼろげに前を見つめる彼の表情からは、絶望の日々と耐え難い苦悩、そして誰にもぶつけることのできない、行き場のない心の底からの怒りが伝わってきます。
『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』、『余命10年』と藤井が監督した作品では毎回ビジュアルテーマが掲げられ、本作では“霧”をテーマ。藤井は、「能との出会いもあり、今回は輪郭がくっきりしたものにしたくなかったんです。(村というタイトルではあるけど)村ってこういうもんだよねという風に定義したくなく、あいまいなコミュニティで、本当のことをわかってない。結局のところみんなおぼろなんだというところを、今回は一貫して描きたかったので、この作品では霧を意識しました」と語っています。
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『ヴィレッジ』
夜霧が幻想的な、とある日本の集落・霞門村(かもんむら)。神秘的な「薪能」の儀式が行われている近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。幼い頃よりこの村に住んでいる片山優(横浜流星)は、美しい村にとって異彩を放つ、このゴミ処理施設で働いているが、母親が抱えた借金の支払いに追われ、ゴミ処理施設で働く作業員に目をつけられ、希望のない日々を送っていた。そんなある日、幼馴染の美咲が東京から戻ったことをきっかけに物語は大きく動き出す──。
出演/横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗、淵上泰史、戸田昌宏、矢島健一、杉本哲太、西田尚美、木野花、中村獅童、古田新太
監督・脚本/藤井道人
音楽/岩代太郎
企画・製作・エグゼクティブプロデューサー/河村光庸
制作プロダクション/スターサンズ
制作協力/Lat-Lon
製作幹事/KADOKAWA
製作/「ヴィレッジ」製作委員会
日本公開/2023年 全国公開
配給/KADOKAWA、スターサンズ
公式サイト
©️2023「ヴィレッジ」製作委員会