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2022.11.08 12:00

『イングマール・ベルイマン:1957年』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

“20世紀最大の巨匠”の素顔に迫るドキュメンタリー『イングマール・ベルイマン:1957年』の日本版予告編と本国版ビジュアル、場面写真6点が到着しました。

スウェーデン出身の映画監督イングマール・ベルイマンは、1957年には世界的成功をおさめた代表作『第七の封印』、『野いちご』の2本を公開し、テレビ映画1本と演劇4本も手掛けました。

予告編には、ラース・フォン・トリアーやリブ・ウルマンなど、映画界の名だたる監督や俳優たちがベルイマンについても語る貴重なインタビュー映像と、当時のベルイマンの姿を映した映像が収められています。立て続けに良作を生み出し、ターニングポイントともなった1957年をベースに“20世紀最大の巨匠”と称され、絶賛を浴びたベルイマン。本作は、そんな彼の知られざる一面と素顔を垣間見ることのできる内容となっています。

本作は第71回カンヌ映画祭でプレミア上映され、第31回ヨーロッパ映画賞最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。監督は『グッバイ!ベルイマン』(13年)のヤーネ・マグヌッソン。

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『イングマール・ベルイマン:1957年』(英題:Bergman: A Year in a Life)

1957年1月、38歳のイングマール・ベルイマンはプレッシャーと不安に苛まれていた。『第七の封印』が公開され、多くのプロジェクトを抱えていた。5月には過度なストレスで入院しながらも、自身を投影させた『野いちご』の脚本を数週間で書き上げ、7月には撮影を開始、12月に公開した。多くの女性と関係し、母親が違う6人の子どもの生まれた年も忘れてしまうほどの仕事中毒であったが、それらも作品に投影し傑作を次々と生み出していく。しかし、70年代に脱税容疑をかけられてからは、気難しい性格に拍車がかかり…。

監督/ヤーネ・マグヌッソン
2018年/スウェーデン/原題:Bergman – Ett år, ett liv

2022年11月8日(火)〜JAIHOにて配信
※プレミア作品(日本未公開作)※90日間配信