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2022.10.20 8:00

滝藤賢一主演『ひみつのなっちゃん。』予告編&ポスタービジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

3人のドラァグクイーンが亡き友人の“最期のショー”のため、東京から郡上八幡を目指すロードムービー『ひみつのなっちゃん。』の予告編とポスタービジュアル、場面写真15点、追加キャスト情報が解禁されました。

バージン(滝藤賢一)、モリリン(渡部秀)、ズブ子(前野朋哉)ら3人のクイーンが、仲間のなっちゃんの訃報を受けるシーンから始まる予告編。家族にカミングアウトしていなかったなっちゃんの自宅に侵入した3人は、彼の母・恵子と遭遇。なっちゃんの“ひみつ”を隠し通すため、岐阜県・郡上八幡で行われる葬儀に“普通のおじさん”として参加することに。映像では、クイーンたちが、個性豊かな人々と繰り広げる珍道中が収められています。果たして3人は、このひみつのミッションを完遂することができるのか──?

バージンがかつて踊っていたクラブのママで良き相談相手の山田役に、お笑いトリオ・東京03の豊本明長、クイーンたちに振り回される勤勉な葬儀屋・内藤役には本多力、旅の途中でモリリンが出会うワイルド&セクシーなトラック運転手役に、来年より「純烈」の新メンバーに加わることが決定し話題沸騰中の岩永洋昭。トラブル続きのクイーンたちが郡上八幡で助けられる旅館の寡黙なお父さん・坪井役の菅原大吉が旅路の中の優しいひと時を彩り、“ひみつ”に包まれているなっちゃんの過去を知る新宿二丁目で伝説となっている謎の人物・下田役を本田博太郎が怪演。ほか、永田薫、市ノ瀬アオ(821)、生稲晃子、名古屋でカリスマと呼ばれるドラァグクイーン・アンジェリカも出演。そしてカンニング竹山がどのような役で登場するかは、まだ“ひみつ”とのこと。

以下、2020年にキャスティングをしてから、コロナ禍を乗り越えてついに完成した本作への想いがこめられた田中和次朗監督からのコメントが到着しています。

田中和次朗(脚本・監督)
これは東京にいる仲良し三人組が、先輩のお葬式に行く“ひみつ”の映画です。
この“ひみつ”は死んでしまったなっちゃんの“ひみつ”のことだけではありません。
多かれ少なかれ大小問わず、誰かを想うがゆえに誰でも持ったり、隣り合わせになるみんなの“ひみつ”。
どれも特別で、特別だからこそどれも当たり前な“ひみつ”の物語です。
キャスト含め、製作が決定したのが2年前。
“ひみつ”にしていた本作がここに発表され、送り出すことができて、とても嬉しいです。

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『ひみつのなっちゃん。』

なっちゃんの訃報は、ある日の夏。突然のことだった。つまらない冗談を言っては「笑いなさいよっ!」って一人でツッコんでいた元・ドラァグクイーンのなっちゃん。あまりに突然の出来事に身の回りのものも全てそのまま。もちろん、なっちゃんのお店「ないしょ」も…。翌日、クラブでバージン、モリリン、ズブ子の3人のドラァグクイーンは重大な事実に気づく。「なっちゃん、家族にはオネエだったってこと、ひみつだったらしいのよ」。3人はなっちゃんのひみつが残された家族にバレないように、証拠隠滅しようと主のいない家に向かうが、なっちゃんの母・恵子と鉢合わせてしまう。3人は男の格好でなんとかその場を上手く誤魔化すが、恵子からは葬式に参列するよう故郷の岐阜県郡上市に来て欲しいと頼まれ、その誘いを断り切れない。そして3人のドラァグクイーンの珍道中が始まった…。

出演/滝藤賢一、渡部秀、前野朋哉、カンニング竹山、豊本明長、本多力、岩永洋昭、永田薫、市ノ瀬アオ(821)、アンジェリカ、生稲晃子、菅原大吉、本田博太郎、松原智恵子
脚本・監督/田中和次朗
ドラァグクイーン監修/エスムラルダ
主題歌/「ないしょダンス」渋谷すばる
製作/東映ビデオ、丸壱動画、TOKYO MX、岐阜新聞映画部
ロケ協力/岐阜県郡上市

日本公開/2023年1月6日(金)愛知・岐阜先行公開、1月13日(金)新宿ピカデリー他全国公開
公式サイト
©2023「ひみつのなっちゃん。」製作委員会