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2022.09.16 11:00

ベネディクト・カンバーバッチ主演『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』12月1日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

イギリスで大人気を博した伝説のネコ画家ルイス・ウェインの人生を、ベネディクト・カンバーバッチ主演で描いたイギリス映画『The Electrical Life of Louis Wain』が、邦題を『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』として12月1日(木)より全国公開されることが決定し、場面写真8点が解禁されました。

19世紀末から20世紀にかけてのイギリスで知らない者はいなかった、大人気イラストレーターのルイス・ウェイン。当時、ネズミ退治役として軽く見られるか、不吉な存在として恐れられていたネコの魅力を最初に“発見”した“ネコ画家”です。不朽の名作「吾輩は猫である」に登場する絵葉書の作者だとも言われており、日本が誇る文豪・夏目漱石にインスピレーションを与え、SFの巨匠H・G・ウェルズからも、「ルイス・ウェインは独自の猫を発明した」と絶賛された稀代のアーティストです。

愛らしくてコミカル、唯一無二の生き生きとしたタッチで、今にも絵から飛び出してきそうなネコたち。そんな絵を残してくれたルイス・ウェインとは、どんな人物だったのか?ネコを描き始めたきっかけと理由とは?そこには、周囲からの大反対のなか結婚し、3年後にこの世を去った妻エミリーとの愛と、親友であり人生の師でもあるネコのピーターとの物語がありました──。

ルイス・ウェイン役には、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』と『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。幾人もの“天才”を万華鏡のように多彩に演じてきたカンバーバッチが、不器用でピュアな愛を貫くイノセントかつお茶目な天才という、彼の魅力を最大限に活かす実在の人物に挑みました。

ルイスの妻のエミリー役には、『ファースト・マン』でゴールデングローブ賞にノミネートされ、TVシリーズ『ザ・クラウン』のエリザベス2世役で高い人気を獲得したクレア・フォイ。もう一人の主役にしてヒーローの“ピーター”を演じるのは、年齢に応じた3匹のネコ。なかでもリハーサル中もずっとカンバーバッチの側にいたフェリックスが、CG一切なしの名演でネコ好きの目をくぎづけにします。

さらに、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアンドレア・ライズボロー、『裏切りのサーカス』のトビー・ジョーンズ、『わたしは、ダニエル・ブレイク』で英国アカデミー賞にノミネートされたヘイリー・スクワイアーズなど、英国実力派俳優が名を連ね、『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督と、ミュージシャンのニック・ケイヴも意外な役柄で顔を出しています。また、『女王陛下のお気に入り』でオスカーに輝いた英国の至宝オリヴィア・コールマンが、ルイスの精神の核心を語るナレーションを務めています。

監督は、俳優として英国アカデミー賞に輝き、監督としても同賞にノミネートされるなど、その才能が注目されている日系英国人のウィル・シャープ。英国貴族のエレガントな衣装を手掛けたのは、アカデミー賞に3度ノミネートされ、『ある公爵夫人の生涯』で受賞したマイケル・オコナー。

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『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』(原題:The Electrical Life of Louis Wain)

イギリスの上流階級に生まれたルイス・ウェイン(ベネディクト・カンバーバッチ)は、父亡きあと一家を支えるために、ロンドンニュース紙でイラストレーターとして活躍する。やがて、妹の家庭教師エミリー(クレア・フォイ)と恋におちたルイスは、身分違いだと大反対する周囲の声を押し切り結婚するが、まもなくエミリーは末期ガンを宣告される。庭に迷い込んだ子猫にピーターと名付け、エミリーのために彼の絵を描き始めるルイス。深い絆で結ばれた“3人”は、残された一日一日を慈しむように大切に過ごしてゆくが、ついにエミリーがこの世を去る日が訪れる。ルイスはピーターを心の友とし、ネコの絵を猛然と描き続け大成功を手にする。そして、「どんなに悲しくても描き続けて」というエミリーの言葉の本当の意味を知る──。

出演/ベネディクト・カンバーバッチ、クレア・フォイ、アンドレア・ライズボロー、トビー・ジョーンズ、オリヴィア・コールマン(ナレーション)
監督・脚本/ウィル・シャープ
原案・脚本/サイモン・スティーブンソン
2021年/イギリス/英語/111分/カラー/スタンダード/5.1ch/G/字幕翻訳:岩辺いずみ

日本公開/2022年12月1日(木)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
提供/木下グループ
配給/キノフィルムズ
公式サイト
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