『すべて忘れてしまうから』本予告＆新ビジュアルが解禁！消えた恋人役は尾野真千子！

Fan's Voice Staff

阿部寛を主演に迎えた燃え殻原作のドラマシリーズ『すべて忘れてしまうから』の本予告、新ビジュアル、場面写真が解禁され、主人公“M”の突然消えた恋人“F”を尾野真千子が演じることが発表されました。

阿部と尾野の共演は、2016年公開の映画『エヴェレスト神々の山嶺』以来6年ぶり2度目。前回も恋人役で共演しており、果たして今作での二人の恋はどうなるのか。

物語の重要な鍵を握る“F”について、尾野は「自分に似ているとは思いません。でも、謎めいていて、不思議な行動をする人と思いきや、なんだか、その気持ちがわかるような、近くにこういう人いる、もしかしたら、私も“F”に近いのかもと思えるような人なんです」と、キャラクター像を語りました。

さらに尾野は、初めて台本を読んだ際には「ヒロインの“F”が謎めいていて、その役ができるなら楽しいだろうな、どんなふうにやれるかな、とか、この役が決定する前から、わくわくして、いろんな想像をしました。あと名前が、“F”とか“M”とか、これ何？何？と興味をそそられました」と明かし、いよいよ本日より配信される本作を楽しみにしている方に向けて、「私もとても楽しみです。“M”を演じた阿部さんや他の役者さん達も期待を裏切らない面白さで、皆さんをふわっと楽しませてくれると思います。さー“F”は最初どんな姿で現れるかな〜？？？」とメッセージを送りました。

新予告では、ハロウィンの日に消えた“F”を“M”が匿っていると疑う“F”の姉がBar 灯台を訪れる場面から始まります。そこで、初めて“F”が多額の遺産を手にしたことを知った“M”は、全く聞かされていなかった事実に戸惑いを隠せない様子。その後、周囲から促されて渋々“F”を探す中で、謎の美女（大島優子）や職場の人たちなど、周囲の人達から聞かされる“F”の話から、“M”は自身が”F“について何も知らなかったという事実に気付いていきます。さらに、“M”はこれまでの人生を振り返り、自身が彼女だけでなく自分自身とも向き合ってこなかったことにも気付かされることに。そして久しぶりに連絡の取れた“F”からかかってきた電話で頼まれた、“M”への“お願い”とは？そして彼女が失踪した本当の理由とは──？

予告にあわせて、TENDREが初めて手掛ける劇伴と、エンディング楽曲の一曲でもある七尾旅人が歌う「ドンセイグッバイ」の音源も解禁。物語に優しく寄り添うようなそのメロディは、本作の世界観をよりエモーショナルに感じさせてくれる楽曲となっています。

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『すべて忘れてしまうから』

一度書いたミステリー小説が少しばかりヒットし、それ以来ミステリー作家として生計を立てているMには、5年間付き合っている恋人・Fがいた。しかし、ハロウィンの夜に行きつけのBAR“灯台”で一緒に過ごしていたら、Fは突然怒って帰ってしまった。仕事が忙しくなり、その後連絡ができず3週間が過ぎてしまった。ようやくFについて、聞き込みを始めたMだったが、人々の口から語られるFは全く知らないものだった…。

原作／燃え殻『すべて忘れてしまうから』（扶桑社刊）
監督・脚本／岨手由貴子、沖田修一、大江崇允
出演／阿部寛、尾野真千子、宮藤官九郎、酒井美紀、渡辺大知、見栄晴、鳴海唯、青木柚、岩谷健司、嶺豪一、ぼくもとさきこ、ニクまろ、大島優子、渡辺いっけい、草笛光子、Chara