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2022.09.11 4:21

ベネチア映画祭2冠『イニシェリン島の精霊』2023年1月27日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー監督がサーチライト・ピクチャーズと再びタッグを組んだ最新作『イニシェリン島の精霊』の日本公開日が2023年1月27日(金)に決定!さらに、10月24日(月)に開幕する第35回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門にて、ジャパンプレミアとして上映されることが決定しました。

舞台は1923年、本土が内戦に揺れるアイルランドのイニシェリン島。島民全員が顔見知りの平和な小さい孤島で、気の良い男パードリック(コリン・ファレル)は、長年友情を育んできたはずの友人コルム(ブレンダン・グリーソン)から、絶縁を突如告げられます。急な出来事に動揺を隠せないパードリックでしたが、理由はわからず、賢明な妹シボーン(ケリー・コンドン)や風変わりな隣人ドミニク(バリー・コーガン)の力も借りて事態を好転させようとしますが、ついにコルムから「これ以上自分に関わると自分の指を切り落とす」と宣言されます。美しい海と空に囲まれた穏やかなこの島に、死を知らせると言い伝えられる“精霊”が降り立ち、その先には誰もが想像しえなかった衝撃的な結末が──。

マーティン・マクドナー監督

ベネチア国際映画祭でのワールドプレミアでは15分ものスタンディング・オベーションを浴び、男優賞(コリン・ファレル)と脚本賞(マーティン・マクドナー)の2冠を獲得。デイリー・テレグラフ、タイム、ハリウッド・レポーターなどの有力紙では高評価が並び、米映画批評サイトRotten Tomatoesでは100%フレッシュを獲得しています(記事掲出時点)。

マーティン・マクドナー監督の前作『スリー・ビルボード』は、第74回ベネチア国際映画祭で脚本賞を受賞したのを皮切りに、2017年度トロント国際映画祭で観客賞に輝き、さらに主演のフランシス・マクドーマンドが2度目のアカデミー賞主演女優賞を獲得する結果に。本作で2度目のベネチア脚本賞受賞となり、開催中の今年度トロント国際映画祭での評価も注目されます。

マクドナー監督とは『ヒットマンズ・レクイエム』『セブン・サイコパス』に続く3度目のコラボレーションとなったコリン・ファレルは、親友からの突然の絶縁に悩む主人公の悲喜劇を大胆かつ繊細に演じ、男優賞受賞につながりました。

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『イニシェリン島の精霊』(原題:The Banshees of Inisherin)

監督・脚本/マーティン・マクドナー
出演/コリン・ファレル、ブレンダン・グリーソン、ケリー・コンドン、バリー・コーガン ほか
2022年/イギリス・アメリカ・アイルランド
全米公開/2022年10月21日

日本公開/2023年1月27日(金) TOHOシネマズ シャンテほか 全国公開
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
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