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2022.09.10 10:00

『ヒトラーのための虐殺会議』2023月1月20日公開決定

  • Fan's Voice Staff

1,100万ものユダヤ人絶滅政策を決定したヴァンゼー会議を題材とした映画『The Conference』(英題)が、邦題を『ヒトラーのための虐殺会議』として2023月1月20日(金)より全国公開されることが決定しました。

1942年1月20日正午、ドイツ・ベルリンのヴァンゼー湖畔にある大邸宅にて、ナチス親衛隊と各事務次官が国家保安部代表のラインハルト・ハイドリヒに招かれ、高官15名と秘書1名による会議が開催。議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」について。「最終的解決」とは、ヨーロッパにおける1,100万ものユダヤ人を計画的に“駆除”することを意味するコード名。移送、強制収容、強制労働、計画的殺害など様々な方策を、誰一人として異論を唱えることなく議決。その時間、たったの90分。史上最悪の会議の全貌が80年後のいま、明らかに──。

アドルフ・アイヒマンによって記録された会議の議事録に基づき、2022年にドイツで製作された本作。その議事録は、1部のみが残されたホロコーストに関する重要文書。マッティ・ゲショネック監督は「ヨーロッパにいる全ユダヤ人の駆逐が、冷静な会話によって議論され決められていく様子を事実に基づいて描こうと思いました」と語り、出席者15名がまるでビジネスのように、論争の的になるユダヤ人問題について話し合い、大量虐殺に対して反論する者が誰一人いない異様な光景をありのままに描き出しました。

日本公開日となる2023月1月20日(金)は、ヴァンゼー会議の開催からちょうど81年後にあたります。

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『ヒトラーのための虐殺会議』(英題:The Conference)

監督/マッティ・ゲショネック
キャスト/フィリップ・ホフマイヤー、ヨハネス・アルマイヤー、マキシミリアン・ブリュックナー
2022年/ドイツ/112分/ビスタ/5.1ch/原題:Die Wannseekonferenz/字幕翻訳:吉川美奈子/G

2023年1月20日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開!
配給/クロックワークス
公式サイト
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