News

2022.09.08 16:00

A24『MEN 同じ顔の男たち』12月9日公開決定!日本版特報が解禁!

  • Fan's Voice Staff

A24とアレックス・ガーランド監督がタッグを組んだ映画『Men』が、邦題を『MEN 同じ顔の男たち』として12月9日(金)に全国公開されることが決定し、日本版特報映像が解禁されました。

夫の死を目撃した女性が心の傷を癒すため、自然あふれる美しいイギリスの田舎街を訪れたところ、そこで現れる男たちが全員、同じ顔をしているという不穏な物語。

特報映像は、主人公ハーパー(ジェシー・バックリー)が車で田舎街へやってくるシーンから始まります。「とても美しい家ね」と宿泊先を気に入った様子で、庭先にあるリンゴをおもむろに齧るハーパー。散策しているうちに見つけたトンネルで発声すると、トンネル内に反響し始め、その声に呼応するかのように不穏な出来事が連鎖していきます。目の前に現れた男は突然姿を消し、木から大量の林檎が落下、恐ろしい叫びと共に襲い来る何か。映像は、遠くにいる男が不気味な声を上げながらこちらに向かってくるところで終わり、まだ正体の見えない恐怖への想像を掻き立てられる仕上がりとなっています。

監督を務めたアレックス・ガーランドは、2015年の長編デビュー作『エクス・マキナ』が第88回アカデミー賞視覚効果賞を受賞し、脚本賞にもノミネートという快挙を果たした俊英。完璧な構図と鮮やかな色彩で織りなす圧倒的映像美で、不穏な物語を紡ぎ出しました。

主役を務めるのは『ワイルド・ローズ』『ジュディ 虹の彼方に』、そしてNetflixオリジナル映画『もう終わりにしよう。』で脚光を浴び、2021年マギー・ギレンホール監督作『ロスト・ドーター』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートを果たしたジェシー・バックリー。次から次へと現れる同じ顔をした男たちを演じるのは『007 慰めの報酬』から『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』までの007シリーズにビル・タナー役で出演した英国俳優ロリー・キニア。一人で何役もの不気味な男たちを文字通り怪演します。

第75回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映され、その衝撃的な展開に度肝を抜かれる観客が続出。特にラストへと展開する怒涛の20分は永遠のトラウマになること必至。『ベイビー・ドライバー』『ラストナイト・イン・ソーホー』のエドガー・ライト監督は、「熱を帯び、眩暈(めまい)を誘うアレックス・ガーランド監督の『MEN』は最高だった。想像を超える役者たちの演技と目を見張るVFXも見逃せない!」と絶賛しています。

==

『MEN 同じ顔の男たち』(原題:Men)

ハーパー(ジェシー・バックリー)は夫ジェームズ(パーパ・エッシードゥ)の死を目の前で目撃してしまう。彼女は心の傷を癒すため、イギリスの田舎街を訪れる。そこで待っていたのは豪華なカントリーハウスの管理人ジェフリー(ロリー・キニア)。ハーパーが街へ出かけると少年、牧師、そして警察官など出会う男たちが管理人のジェフリーと全く同じ顔であることに気づく。街に住む同じ顔の男たち、廃トンネルからついてくる謎の影、木から大量に落ちる林檎、そしてフラッシュバックする夫の死。不穏な出来事が連鎖し、“得体の知れない恐怖”が徐々に正体を現し始める──。

監督・脚本/アレックス・ガーランド
製作/アンドリュー・マクドナルド、アロン・ライヒ
音楽/ジェフ・バーロウ、ベン・ソールズベリー
出演/ジェシー・バックリー、ロリー・キニア、パーパ・エッシードゥ、ゲイル・ランキン、サラ・トゥーミィ
2022年/イギリス/カラー/シネスコ/英語/字幕翻訳:松浦美奈/原題:MEN/100分/R15+

日本公開/2022年12月9日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給/ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト
©️2022 MEN FILM RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.