News

2022.08.10 7:00

永野芽郁主演『マイ・ブロークン・マリコ』本予告&場面写真が解禁!

  • Fan's Voice Staff

爆発的な反響を呼んだ平庫ワカによるコミックを永野芽郁主演、タナダユキ監督で映画化した『マイ・ブロークン・マリコ』の本予告映像と場面写真が解禁されました。

シイノ(永野芽郁)が、親友のマリコ(奈緒)を学生時代から虐待し続けた父親(尾美としのり)から遺骨を強奪し、包丁を突きつける怒涛の展開からはじまる本予告。「シイちゃんとずっと一緒にいる」と笑顔ながらも、顔の傷跡が痛々しいマリコとの思い出を胸に、「今度こそ私が助ける」と遺骨を抱え、走り出すシイノ。マリコの「私ぶっ壊れてるの」の言葉をはじめとして、二人の過去が思い出され、ひとり取り残されてしまったシイノが押し潰されそうになる中で思い出したのは、「ねぇねぇ、シイちゃん、行ってみたいね」と“まりがおか岬”のポスターを笑顔で指差すマリコの姿でした。

牛丼をたいらげ、「だから行こう、ふたりで」と優しく笑いかけるシイノ。シイノにとって“たったひとりの友”であるマリコのための道中は前途多難で、ひったくりに遭ったり、マキオ(窪田正孝)に怒鳴る姿も。「あんたがいない世界で、どうやって生きようか」──マリコという魂の片割れを突然失い、喪失感、怒り、悔しさ、さまざまな感情を抱えて、「死んでちゃ分かんないだろ」と投げかけるシイノ。その旅はどんな結末を迎えるのか──?

メガホンをとるのは、『百万円と苦虫女』(08年)で日本映画監督協会新人賞を受賞し、その後も『ふがいない僕は空を見た』(12年)、『ロマンスドール』(20年)、『浜の朝日と嘘つきどもと』(21年)など話題作を手掛けているタナダユキ。

脚本は『ピース オブ ケイク』(15年)、『愚行録』(17年)の向井康介とタナダユキ。『ふがいない僕は空を見た』(12年)以来10年ぶりの共作となります。

『マイ・ブロークン・マリコ』は、8月3日に閉幕した北米最大のジャンル系映画祭「ファンタジア国際映画祭」(カナダ・モントリオール)で最優秀脚本賞を受賞しています。

==

『マイ・ブロークン・マリコ』

主演/永野芽郁、奈緒、窪田正孝、尾美としのり、吉田羊
監督/タナダユキ
脚本/向井康介、タナダユキ
原作/平庫ワカ「マイ・ブロークン・マリコ」(KADOKAWA)
製作/映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
製作幹事/ハピネットファントム・スタジオ 
制作プロダクション/エキスプレス
制作協力/ツインズジャパン

日本公開/2022年9月30日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー
配給/ハピネットファントム・スタジオ、KADOKAWA
公式サイト
©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会