石川慶監督『ある男』11月18日公開決定!ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に選出!
- Fan's Voice Staff
平野啓一郎のベストセラー小説を石川慶監督が映画化したヒューマンミステリー『ある男』が、第79回ベネチア国際映画祭のオリゾンティ部門に選出され、あわせて日本公開日が11月18日(金)に決定したことが発表されました。
石川監督作品がベネチア国際映画祭に選出されるのは、同じく妻夫木聡主演の『愚行録』以来6年ぶりの快挙となります。
なお本作は、アジア圏以外の海外配給を、今年のアカデミー賞国際長編映画賞受賞の『ドライブ・マイ・カー』を担当し世界に広めたセールス・エージェント、The Match Factoryが担当することが発表され、まさに『ドライブ・マイ・カー』に続く、世界が注目する日本映画として、国内外で期待の声が高まっております。
以下、コメントが到着しています。
石川慶(監督)
コロナ禍でひっそりと息をひそめるように、それでも役者たちスタッフたちの並々ならぬ熱量に支えられて撮影した『ある男』。
この作品で二度目のヴェネチア参加がかなったこと、心から嬉しく光栄に思っています。
邦画界を代表する俳優陣が織りなす重層的なお芝居のアンサンブルを、ヴェネチアがどう受け止めてくれるのか、
今は純粋に楽しみでなりません。
妻夫木聡
この度、「ある男」がヴェネチア映画祭にご招待頂いたということで大変嬉しく思います。
“アイデンティティの探求”がテーマでもある「ある男」が、日本での公開を前にヴェネチアの方々にどう受け止めて頂けるのか、とても楽しみです。
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『ある男』
弁護士の城戸(妻夫木)は、かつての依頼者である里枝(安藤)から、里枝の亡くなった夫「大祐」(窪田)の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。愛したはずの夫「大祐」は、名前もわからないまったくの別人だったのだ…。
「ある男」の正体を追い“真実”に近づくにつれて、いつしか城戸の中に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく──。
出演/妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、坂元愛登、山口美也子、きたろう、カトウシンスケ、河合優実、でんでん、仲野太賀、真木よう子、柄本明
原作/平野啓一郎「ある男」
監督・編集/石川慶
脚本/向井康介
音楽/Cicada(Taiwan)
日本公開/2022年秋 、全国ロードショー!
企画・配給/松竹
©2022「ある男」製作委員会