『パトニー・スウォープ』劇中CM映像が解禁！オリジナルグッズ発売決定！

Fan's Voice Staff

カウンターカルチャーの異端児ロバート・ダウニー監督の幻の傑作『パトニー・スウォープ』の公開に先立ち、同監督を敬愛するポール・トーマス・アンダーソンが特にお気に入りだったという扇風機の劇中CM映像が解禁されました。

ニューヨークの広告代理店が舞台の本作。主人公のパトニーが作る数々のCMの斬新さがヒット商品につながるということで、劇中に挿入されているCMは、そのユニークなカメラワークと音楽、奇想天外な設定から、CMだけ切り取ってみても魅了されます。

解禁された扇風機のCMは、黒人女性がファンキーな音楽に乗って身体を揺らしながらカメラに向かって前進し、最後にカメラ目線で呟く台詞は「エアコンは食べられないわよ」というなんとも奇抜なもの。

低予算の『パトニー・スウォープ』はロバート・ダウニー監督が自らNYの街でスカウトした素人が多く出演しており、今回のCMに登場する女性も、マンハッタンのブリーカー・ストリートにあるフィガロというレストランのウェイトレスだったと監督が説明してます。ダウニーへのインタビューで、ポール・トーマス・アンダーソンは彼女のことを「僕のガールフレンド」呼ばわりしており、お気に入りだったことが伺えます。

さらに、公開記念グッズの販売が決定。特にポスターは1969年アメリカ公開当時、刺激的すぎると各地の映画館で掲載拒否運動が起こったという曰く付きで、今でもオリジナルポスターは500ドルを超えるという、コレクターの間ではプレミア品となっています。今回はオリジナルポスターを忠実に再現しつつ、オリジナルにはなかったロバート・ダウニーの名が加えられ、アメリカで250枚限定で印刷されました。

さらに、懐かしのロビーカードをインターネット限定で販売。こちらは公開時に作られたものと同じサイズにこだわり、20種類を各30枚限定で販売。裏面にナンバリングが入るレアアイテムです。

他にも、キャップ、コットントートバッグ、キーホルダーが用意されており、こちらも限定品。全てアメリカで製品化されたもので、7月22日より渋谷ホワイトシネクイントで先行販売されます。