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2022.07.08 12:00

三浦透子主演『そばかす』12月16日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

他人に恋愛感情を抱かない主人公が、“自分は何者で、自分の幸せは何なのか”を発見していく姿を三浦透子主演で描いた映画『そばかす』が12月16日(金)に全国公開されることが決定しました。

「愛こそすべて」「愛し愛され生きるのが人生の醍醐味」──そんな〈恋愛至上主義〉が常識化した社会を生きるひとりの女性が、恋人を作ることや結婚を勧めてくる周囲と向き合い、自分と向き合い、更には将来にも向き合いながら、「自分は何者なのか?幸せの形とは何なのか?」を見つめていく、千差万別の幸せの形と希望に溢れた物語です。

主人公の女性・蘇畑佳純(そばた・かすみ)を演じるのは、第94回米アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』(21年)に出演し、第45回日本アカデミー賞の新人俳優賞に輝いた三浦透子。今作が長編映画単独初主演となります。

監督を務めるのは、初監督作『あの日々の話』が第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に正式出品され、その後も映画『僕の好きな女の子』や数々のドラマの脚本を手掛け、また自身の劇団「玉田企画」のすべての作品で作・演出を担当している玉田真也。

脚本は、1992年、伝説の子ども番組として今も語り継がれる『ウゴウゴルーガ』で放送作家デビュー後、映画『his』(20年)、『カフカの東京絶望日記』(19年)、『青きヴァンパイアの悩み』(21年)などの原作・脚本を務め、ドラマや映画など幅広い分野で活躍中のアサダアツシ。

制作は、『勝手にふるえてろ』(17年)、『寝ても覚めても』(18年)、『愛がなんだ』(20年)、『本気のしるし』(20年)を手掛けてきたメ〜テレと、制作会社ダブ。新進俳優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not) HEROINE movies”=ノット・ヒロイン・ムービーズの第3弾公開作品として制作されました(第1弾『わたし達はおとな』、第2弾『よだかの片想い』)。

以下、コメントが到着しています。

三浦透子(主演)
ふつうのこと、ふつうだと思っていたことについて、一度考えてみる。まっさらにして、自分と向き合ってみる。蘇畑佳純を演じていた時間は、そういう時間でした。
ふつうはひとつじゃない。そんな当たり前にちゃんと気づくことが出来たのは、彼女の目を通して世界をみる機会をいただけたからだと思っています。
そんな出会いをくださった、この作品に関わる全ての皆様に、改めて、感謝の気持ちでいっぱいです。
ひとりでも多くの方に、彼女の人生に触れてほしいです。映画館で観ていただけることを心から願っています。

玉田真也(監督)
みんなで同じ目標を共有できて、チームで作品を作っていると感じられる居心地のいい現場でした。
結果、自分が今作れるベストの映画になったと思うし、同時に今後への課題も見えて、この映画に携われてよかったです。
三浦さんをはじめキャストの皆さん、スタッフの皆さんにとても感謝しています。
早くたくさんの人に観てもらいたいです!

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『そばかす』

物心ついた頃から「恋愛が何なのかわからないし、いつまで経ってもそんな感情が湧いてこない」自分に不安を抱きながらも、マイペースで生きてきた蘇畑佳純(そばた・かすみ)は30歳になった。大学では音楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで苦情対応に追われる。妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる毎日。ついには無断でお見合いをセッティングされる始末。しかし、そのお見合いの席で、佳純は結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会う…。

主演/三浦透子
監督/玉田真也
企画・脚本/アサダアツシ
製作幹事/メ~テレ
製作プロダクション/ダブ

日本公開/2022年12月16日(金)、新宿武蔵野館ほか全国公開
配給/ラビットハウス
公式サイト
©2022「そばかす」製作委員会
(not) HEROINE movie メ~テレ60周年