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2022.07.05 12:00

『アルピニスト』市毛良枝、片岡鶴太郎、山野井泰史、門田ギハードら13名より称賛コメント到着!

  • Fan's Voice Staff

知られざる究極のクライマー、マーク・アンドレ・ルクレールを追ったドキュメンタリー映画『アルピニスト』の公開に先立ち、市毛良枝、片岡鶴太郎、山野井泰史、門田ギハードら13名より称賛コメントが到着しました。

『フリーソロ』の主演・アレックス・オノルドが「彼はクレイジーだ!」と語るなど、世界的なレジェンド達からも一目置かれている命知らずの若きクライマー、マーク・アンドレ・ルクレール。世界でも有数の岩壁や氷壁、数々の断崖絶壁を、命綱もつけず、たった独りで登る無謀なフリーソロという登山スタイルを貫くルクレールは、不可能とされていた数々の世界の山脈の難所に挑み、次々と新たな記録を打ち立てています。そんな偉業を成し遂げながらも、名声を求めないルクレールはSNS社会に背を向け、世間的な知名度はほぼ皆無。そして、無謀とも思われるチャレンジを続ける理由は、「単に楽しみたいから」。

そんな知られざる若き天才に密着した本作では、目もくらむような岩と氷の断崖絶壁をものともせず、独りで頂点を目指すルクレールの姿が収められています。雄大な自然を背景に、体力と精神力の極限に挑むルクレールの驚くべきクライミングスタイルに、思わず手に汗握る作品です。

以下、コメント全文です(敬称略・順不同)。

市毛良枝(俳優/日本トレッキング協会理事)
「自分の時代を生きている」若きクライマーの物語。偉業を誇示するわけでもなく、真直ぐに山と向き合い、挑戦していく。純粋に山を楽しむ彼の姿はとても美しく、そして眩しかった。

片岡鶴太郎(俳優・画家)
こんな男がいたのか!“本物”のクライマーの姿を見た。
彼は命を軽視しているわけではない。むしろ命があるからこそ登り続けられる現実を受け止めている。だからこそ、危険と背中合わせの山での一歩一歩が彼の魂の輝きとなり、命をも超越してしまうんだろう。

石丸謙二郎(俳優)
まだ、いたのかこんな登山家が・・もはや新たなる冒険などありえないと言われている地球。すべてがメディアにさらされている山岳シーン。ところが、想像をはるかに超えたクライマーが密かに岩壁にとりついていた。山岳登攀に革命を起こしかけている彼の名前をしっかり憶えておこう。

岸博幸(慶応大学大学院教授)
名声や稼ぎに囚われず人生をエンジョイしながら自分の途を極める主人公の姿に心底感動した。自分は凡人だ、ダメだと思っている人ほどこの映画を観て何かを感じてほしい。

山野井泰史(アルピニスト)(ピオレドール賞受賞)
「あれが僕だったら」身を硬くして観終えたあと、今はいない多くのソロクライマーの顔が思い出された。彼らに共通するのはクライミングを愛するあまり、地上では寂しそうな笑顔だったことだ。

門田ギハード(アイスクライマー)
今の世の中、自分の理想だけを追い続けることができる人がどのくらいいるのだろう?
それを追求する主人公マークの純粋さと狂気、そして体現する圧倒的な登攀能力。
彼の世界観に多くの人が魅了されると思う。私もその一人。

ボル姉さん(ボルダリングの壁の妖精)
誰かに称賛される為でなく純粋に楽しむクライミングをするマーク
彼の登りは多くの人に影響を与えてくれるわぁ
挑戦する楽しさを思い出させてくれるマークにみんなも会いに行きましょお♡

鈴木岳美(クライミングカメラマン)
今、こうして手汗を握りながら、ひとりの人の人生がこれほどまでに強く光りかがやく瞬間を目に焼き付けることができるのは、奇跡だと思う。

伊藤さとり(映画パーソナリティ)
両手を広げて「ありのまま」を抱きしめる。囚われずに生きること、育てることで魂が輝く。「必ずや自分に合った場所や生き方が見つかるから」そうスクリーンを通して地球が語りかけてくる映画だ。

立田敦子(映画ジャーナリスト)
楽しいから登る。その景色が見たいから登頂を目指す。他者から見れば命知らずの冒険でも、彼には“日常”だったのかもしれない。記録も名誉も名声も求めず、ただ純粋にフリークライミングに生きることの意味を見出したシンプルな生き方は尊く、羨ましくも思う。

いまむー(お絵描き映画廃人)
この映画を通して間違いなくマークの魂を感じ感銘を受け世界の広さを知る。これは“人間の可能性”を見出し証明する作品。

人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
「そこに山があるから登る」を極限まで突き詰めた生き様がここにある。超難度の山を己の肉体ひとつで登っていく映像は本当に恐ろしく、下手なホラーよりも遥かに納涼効果が高い。

ウラケン・ボルボックス(イラストレーター)
有名にならなかった理由が、若手はすぐSNSで登頂アピールするのに、マークはスマホが入ってるバッグを狐に持ってかれて、買い直していなかったからというのが良過ぎる。

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『アルピニスト』(原題:The Alpinist)

出演/マーク・アンドレ・ルクレール、ブレット・ハリントン、アレックス・オノルド ほか
監督/ピーター・モーティマー、ニック・ローゼン
制作/レッドブルメディアハウス
2021年/英語/アメリカ映画/G/93分/ビスタ

日本公開/2022年7月8日(金)TOHOシネマズ シャンテ 他全国公開
配給/パルコ ユニバーサル映画 
公式サイト
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