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2022.06.30 12:00

マチュー・アマルリック監督『彼女のいない部屋』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

マチュー・アマルリックが監督を務めたフランス映画『彼女のいない部屋』の日本版予告編が解禁されました。

予告編では、ひとり遠くへ車を走らせる主人公クラリス(ヴィッキー・クリープス)、夫や娘、息子の姿、ピアノを弾く娘、雪山を歩くクラリスと、時系列のわからない場面が連なり、最後までミステリアスな映像になっています。

映像とともに印象的なのが、音楽。予告編では、ベートーヴェン「エリーゼのために」に始まり、フランス・バロックのラモー作曲「ガヴォット」をピアノが奏で、伝説のサイケロックバンドとも言われるブライアン・ジョーンズタウン・マサカーの知られざる名曲「Open Heart Surgery」がメロディアスに響きます。音楽にもこだわりを見せるアマルリック監督は、本編ではJ.J.ケイルの「チェリー」やマルタ・アルゲリッチのピアノも使用しているといいます。

海外資料にあるストーリーは「家出をした女性の物語、のようだ」という1行のみで、フランス公開時にも物語の詳細は伏せられたという本作。予告編最後には監督からの「彼女に何が起きたのか、映画を見る前の方々には明らかにしないでください」というメッセージが添えられています。

監督・脚本を務めたマチュー・アマルリックは、個性的な名優であり、『さすらいの女神たち』がカンヌ国際映画祭監督賞に輝くなど、監督としても高く評価されています。本作ではかつてないモンタージュで人間の感情を表現し切り、「彼の最高傑作」とフランス国内で絶賛が寄せられています。

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『彼女のいない部屋』(原題:Serre moi fort)

家出をした女性の物語、のようだ。

監督/マチュー・アマルリック
出演/ヴィッキー・クリープス、アリエ・ワルトアルテ
2021年/フランス/97分/DCP/カラー/日本語字幕:横井和子/英題:Hold Me Tight

日本公開/2022年8月26日(金)より、Bunkamuraル・シネマ他全国順次公開
配給/ムヴィオラ
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