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2022.05.24 17:00

中国映画の金字塔『さらば、わが愛 覇王別姫』6月3日より日本最終上映決定!

  • Fan's Voice Staff

1993年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞し、日本公開時には大ヒット大ロングランにより数々の劇場記録を塗り替えた中国映画の金字塔『さらば、わが愛 覇王別姫』の日本最終上映が6月3日(金)より実施されることが決定しました。

今回の“最終上映”は日本国内での劇場上映権が切れることから実施されるもので、1994年2月11日の公開からのべ43週にわたり本作をロードショー公開した渋谷・Bunkamuraル・シネマにを会場に、1994年公開当時の35mmフィルムを使用して上映されます。

『さらば、わが愛 覇王別姫』日本最終上映
日程:2022年6月3日(金)より
会場:Bunkamuraル・シネマ(〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂 2-24-1 Bunkamura 6F)
料金:1,500円均一(税込)
※特別興行につき各種割引適用外
劇場公式サイト

『さらば、わが愛 覇王別姫』は、京劇の古典「覇王別姫」を演じる2人の役者の愛憎を、国民党政権下の1925年から60年代の文化大革命時代をはさんだ70年代末までの50年に渡る中国の動乱の歴史と共に描く一大叙事詩。

アイドル歌手としてデビュー後、『男たちの挽歌』『ブエノスアイレス』など俳優としても活躍した香港を代表する人気俳優レスリー・チャンが、本作では京劇の舞いと北京語の猛練習を積んで難しい役どころに挑戦。さらに『紅いコーリャン』『秋菊の物語』などで中国を代表する国際派女優・コン・リーが、レスリーの恋敵の高級娼婦役で出演し、香港と中国の大スターが競演を果たしました。

中国、香港、台湾という3つの中国語圏初の合作(当時)となった本作には、中国第五世代の旗手・チェン・カイコー監督の下に各地から一流スタッフが集結。キン・フー作品の主演女優として『侠女』『空山霊雨』などで主演した台湾を代表する女優のシュー・フォンがプロデューサーを務め、撮影監督にはチェン・カイコー組のクー・チャンウェイ、音楽は中国映画音楽界の第一人者チャオ・チーピン、原作は香港の女性ベストセラー作家リー・ピクワー。

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『さらば、わが愛 覇王別姫』(英題:Farewell My Concubine)

キャスト/レスリー・チャン、コン・リー、チャン・フォンイー
監督・脚本/チェン・カイコー
製作/トン・チュンニェン、シュー・フォン
撮影/クー・チャンウェイ
原作・共同脚本/リー・ピクワー
音楽/チャオ・チーピン  
1993年/172分/35mm/原題:覇王別姫

配給/アスミック・エース映画営業部
© 1993 Tomson Films Co.,Ltd. (Hong Kong)