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2022.05.23 20:00

『恋は光』キャラクター動画4種が解禁!

  • Fan's Voice Staff

“恋する女性が光って視える”特異な体質を持つ大学生の初恋を描いた小林啓一監督作『恋は光』に登場する西条、北代、東雲、宿木の個性あふれるキャラクター動画4種が解禁されました。

「恋は、宇宙的な活力である」という夏目漱石の名言を語る“恋する女性が光って視える男”西条(神尾楓珠)は、その特異体質のせいで恋を疎ましく思い、恋愛とは無縁の学生生活を送っていた一風変わったキャラクター。一目ぼれした東雲に「恋の定義をしてみませんか?」と提案するも、恋の光が視えるが故に、本当の恋が何なのか悩みながら、真面目に恋と向き合う姿が描かれます。

「恋とは、近くて遠いもの」と語るのは“西条と幼なじみの女”北代(西野七瀬)。西条に片想いしていますが、恋の光が視える西条には光っていないと言われてしまいます。東雲、宿木と様々な女性が西条のまわりに登場する中、西条の一番近くにいるのに、言いたいことが言えず、幼なじみというポジションから抜け出せない北代のコロコロ変わる表情の中には、切ない恋心が垣間見えます。

「恋というものを、知りたくて」と話すのは、“恋を探究する女”東雲(平祐奈)。携帯も持たない、ネットも見ない浮世離れした文学少女で、恋を知らない東雲は、西条、北代、宿木と出会うことで、恋の面白さや嫉妬心などを知っていきます。「ミステリーの類いで殺人の動機となるのも頷けます」という台詞のように、読書から恋を知ろうとしていた東雲が、実際に3人と対峙する中で、「恋とは何ぞや?」を自分なりに解釈していく姿が印象的です。

「奪ってこそ恋じゃん。恋は戦いじゃん」と言い放つのは、“略奪する女”宿木(馬場ふみか)。人の彼氏がほしくなる宿木は、西条を北代の彼氏と勘違いし、西条に猛アプローチをかけます。自分のペースを崩さず、何でも言いたい放題の宿木ですが、タイプの異なる北代、東雲と奇妙な友情関係を築いていく姿が、どこか憎めないキャラクターとなっています。

個性的なキャラクターと言葉遣い、リズミカルに展開されていく会話劇は、今までにない恋愛映画を予感させ、先日開催された試写会でも、「会話劇がとにかく面白い」「いろんな人の恋の定義について聴いてみたいし、ひたすら語りたくなる!」という声が続々上がっています。

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『恋は光』

“恋する女性が光って視える”特異な体質を持つ大学生・西条。恋愛とは無縁の学生生活を送っていたある日、「恋というものを知りたい」と言う文学少女・東雲と出会い一目惚れ、“恋の定義”を語り合う交換日記を始めることに。そんな2人の様子は、西条にずっと片想いをしている幼なじみの北代の心をざわつかせる。さらに、他人の恋人を略奪してばかりの宿木は、西条を北代の彼氏と勘違いし、猛アプローチを開始。いつの間にか4人で”恋とはなんぞや?”を考えはじめ、やがて不思議な四角関係に…。

出演/神尾楓珠、西野七瀬、平祐奈、馬場ふみか、伊東蒼、宮下咲、花岡咲、森日菜美、山田愛奈、田中壮太郎
脚本・監督/小林啓一
原作/秋★枝「恋は光」(集英社ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ刊)
音楽/野村卓史
劇中歌/She & Him 「Sentimental Heart」(Merge Records/Bank Robber Music)
制作プロダクション/グラスホッパー、NeedyGreedy  
製作/映画「恋は光」製作委員会
製作幹事/ハピネットファントム・スタジオ
2021年/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/111分

日本公開/2022年6月17日(金)全国ロードショー
配給/ハピネットファントム・スタジオ、KADOKAWA
公式サイト
©秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会