ミシェル・アザナヴィシウス監督『キャメラを止めるな!』カンヌでワールドプレミア!
- Fan's Voice Staff
2018年に社会現象を巻き起こした『カメラを止めるな!』をフランスのミシェル・アザナヴィシウス監督がリメイクした『キャメラを止めるな!』が、第75回カンヌ国際映画祭オープニング作品として現地時間5月17日(火)にプレミア上映されました。
上映に先立ち、レッドカーペットには主演ロマン・デュリス、ベレニス・ベジョ、ミシェル・アザナヴィシウス監督をはじめ、オリジナル『カメ止め!』に続き無茶ぶりプロデューサー役を演じた竹原芳子が登場。初のカンヌ国際映画祭のレッドカーペットを前にして、竹原は「『カメ止め!』の奇跡がまだ続いているような感覚があります。『カメ止め!』の代表として、私はプロデューサー(役)ということでこちらに来ることができたと思っていますので、とても光栄です。『カメ止め!』を沢山の方が観てくださって、応援してくださったので、そのお陰だと思います。皆さんに御礼を申し上げたいです。そしてこのリメイクされたミシェル・アザナヴィシウス監督の作品に関わらせていただいたことはとても光栄です。心から嬉しく思いますし、とても幸せな気持ちです」とコメント。
劇場内に監督・キャストが入るとスタンディングオベーションが起き、上映中は序盤から笑いが絶えることなく、セリフ一つ一つに会場全体が沸き、会場は何度も拍手に包まれました。上映後には4分に及ぶスタンディングオベーションとなり、竹原芳子にマイクが回ると、会場はひときわ大きく盛り上がりました。
上映後には、「とても楽しかった!『アーティスト!』と同じように本格かつギミックのある映画愛が根底にある作品」「大きいスクリーンで観れてよかった!」「絶対沢山のお客さんと一緒に観るべき作品」「竹原さんの登場はリメイクのベストアイディアのひとつ。そのシーンが1番笑いをとった」と絶賛評が集まりました。
オープニング上映後の興奮冷めやらぬ竹原は「素晴らしい体験をさせていただきました。今も夢のようです。レッドカーペットを歩き出す時は、いよいよ始まる。と、ワクワクでした。並ぶ沢山のカメラの前では、思いっきりピースしていました。劇場への階段を上がりながら、喜びいっぱいでした。そして、劇場に入るときには耳に入った音楽に合わせて思わず体が踊り出しました。最高に幸せな瞬間でした」と、感動を語りました。
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『キャメラを止めるな!』(原題:Coupez!)
「山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影が進められていたが、俳優たちの下手な演技にキレた監督が、本物のゾンビを召喚してクルーを襲わせ、超リアルな映像をモノにする!」という日本で大ヒットした映画のリメイクを30分間生放送、カメラ1台でワンカット撮影するよう依頼されたのは、フランスの監督。現場には、監督志望だが純粋すぎて空気の読めない彼の娘と、熱くなると現実とフィクションの区別がつかない妻も加わり大混乱!問題ばかりの製作チームは、全く話のかみ合わない日本人プロデューサーとのバトルを乗り越え、ラストシーンまで完走できるのか?フランスでも映画を愛する者の誓いはひとつ!何があっても、カメラは止めない!
監督・脚本/ミシェル・アザナヴィシウス
音楽/アレクサンドル・デスプラ
衣装/ヴィルジニー・モンテル
出演/ロマン・デュリス、ベレニス・ベジョ、グレゴリー・ガドゥボワ、フィネガン・オールドフィールド、マチルダ・ルッツ、竹原芳子
シネスコ/5.1chデジタル/112分/字幕翻訳:松崎広幸/英題:Final Cut
日本公開/2022年7月15日(金)全国公開
提供/ギャガ、ENBUゼミナール
配給/ギャガ
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