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2022.05.16 17:00

ヨアキム・トリアー監督『わたしは最悪。』新場面写真6点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第94回アカデミー賞脚本賞&国際長編映画賞にノミネートされたヨアキム・トリアー監督作『わたしは最悪。』の新場面写真6点が解禁されました。

学生時代は成績優秀で、アート系の才能や文才もあるのに、「これしかない!」という決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分のユリヤ(レナーテ・レインスヴェ)。そんな彼女にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋人アクセル(アンデルシュ・ダニエルセン・リー)は、妻や母といったポジションを勧めてきます。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込み、若くて魅力的なアイヴィン(ハーバート・ノードラム)に出会ったユリヤは、新たな恋の勢いに乗って今度こそ自分の人生の主役の座をつかもうとしますが──。

解禁された写真では、ユリヤが彼の家で一緒に本棚を整理したりと、恋の始まりの時間を過ごす姿や、魅力的な他の男性に心が揺れてしまう瞬間が切り取られています。

ユリヤを演じるレナーテ・レインスヴェは、本作が映画初主演。無邪気さと愚かさ、大人のずるさと賢明さが混在する年代の感情の揺れ動きを、繊細かつ大胆な演技でグラデーション豊かに表現し、本作で映画界の未来を担う存在へと躍り出ました。

そんなレインスヴェについて、舞台を見るためにオスロを訪れていたフランスの名優イザベル・ユペールはヨアキム・トリアー監督と食事をした際に「昨日の舞台に素晴らしい若い女性がいたの!」と興奮気味に語り、監督が「知ってる。今、彼女の映画のために脚本を書いてるからね!」と返したという逸話もあるそう。監督は、「この映画を作る動機のひとつがレナーテだった」「レナーテは明るさと深みのバランスが独特なんだ。コメディでもドラマでも演じられる素晴らしい才能を持っている」と熱く語っています。

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『わたしは最悪。』(原題:The Worst Person in the World)

学生時代は成績優秀で、アート系の才能や文才もあるのに、「これしかない!」という決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分のユリヤ。そんな彼女にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋人アクセルは、妻や母といったポジションをすすめてくる。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだユリヤは、若くて魅力的なアイヴィンに出会う。新たな恋の勢いに乗って、ユリヤは今度こそ自分の人生の主役の座をつかもうとするのだが──。

監督/ヨアキム・トリアー
脚本/ヨアキム・トリアー、エスキル・フォクト
出演/レナーテ・レインスヴェ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ハーバート・ノードラム
2021 /ノルウェー、フランス、スウェーデン、デンマーク/カラー/ビスタ/5.1chデジタル/128分/字幕翻訳:吉川美奈子/R15+

日本公開/2022年7月1日(金)より、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ他全国順次ロードショー
配給/ギャガ
後援/ノルウェー大使館
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