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2022.05.12 11:00

ドキュメンタリー『新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり』8月19日公開決定!日本版ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

バレエの殿堂、パリ・オペラ座を舞台にした情熱のドキュメンタリー『Opéra de Paris, une saison (très) particulière』が、邦題を『新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり』として、8月19日(金)より全国順次公開されることが決定!日本版ポスタービジュアルが解禁されました。

世界的パンデミック禍、パリ・オペラ座も静寂が支配していた。「1日休めば自分が気づき、2日休めば教師が気づく。3日休めば観客が気づく──」と言われるダンサーたちにとって、1日6~10時間踊っていた日常から突如切り離された日々は、過酷な試練でした。

2020年6月15日、3ヶ月の自宅待機を経てクラスレッスンが再開。マチュー・ガニオ、ユーゴ・マルシャン、ジェルマン・ルーヴェ、アマンディーヌ・アルビッソン等、最高位のエトワールたちが、かつてない状況下、“オペラ座の宝”といわれる演目、ヌレエフ振付の超大作「ラ・バヤデール」の年末公演に向け稽古を重ねていきます。ところが、再びの感染拡大に伴い、開幕目前に無観客配信となり、初日が千秋楽となる幻の公演となってしまいます。心技体が揃う絶頂期が短く、42歳でバレエ団との契約が終了となる彼らにとっては落胆の決断でしたが、そんな激動の中で、新たなエトワールが誕生します──。

『新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり』は、監督であるプリシラ・ピザートが、パリ・オペラ座に特別に許可を受け、コロナ禍の閉鎖からの復活の日々を撮影した貴重な映像が数々収められています。マスクを着けたダンサーたちのレッスン、最高峰のエトワールたちの長い休みからの再開のレッスン、そして、新たな公演(シーズン)に向けレッスンを重ねていく日々。バレエダンサーたちの不安、葛藤、期待といった心境に寄り添いながら、ダンサーと振付師が協力し合い、ひとつの舞台を作り上げていく姿を追っていきます。

今年1月に開催されたフランス国際ドキュメンタリー映画祭(FIPADOC)にて観客賞に輝き、第40回モントリオール国際芸術映画祭(FIFA)にも正式出品され、「ダンスに捧げる感動的な抒情詩」(La vie)、「舞台の魔法を魅せてくれる1本」(TT Télérama)と評価されました。

日本版ポスターでは、夜明けの空を背景にしたパリ・オペラ座の建物とともに、パリ・オペラ座にとって宝でもある演目、ルドルフ・ヌレエフ版「ラ・バヤデール」のリハーサル風景、本番の舞台シーン、そして「ロミオとジュリエット」のアンコールシーンが切り取られています。

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『新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり』(原題:Opéra de Paris, une saison (très) particulière)

世界的パンデミック禍、パリ・オペラ座も例外なく閉鎖。ダンサーたちは、1日6~10時間踊っていた日常から突如切り離され、過酷な試練と向き合っていた。2020年6月15日、3か月の自宅待機を経てクラスレッスンが再開。かつてない状況下、 最高位のエトワールたちは、“オペラ座の宝”といわれる演目、ヌレエフ振付の超大作「ラ・バヤデール」の年末公演に向け稽古を重ねていく。しかし、再びの感染拡大に伴い、開幕目前に無観客配信となり、初日が千秋楽となる幻の公演となってしまう。心技体が揃う絶頂期が短く、42歳でバレエ団との契約が終了となる彼らにとって、それは落胆の決断であったが、そんな激動の中で新エトワールが誕生する──。

出演/パリ・オペラ座バレエ(アマンディーヌ・アルビッソン、レオノール・ボラック、ヴァランティーヌ・コラサント、ドロテ・ジルベール、リュドミラ・パリエロ、パク・セウン、マチュー・ガニオ、マチアス・エイマン、ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャン、ポール・マルク)、アレクサンダー・ネーフ(パリ・オペラ座総裁)、オレリー・デュポン(バレエ団芸術監督)
監督/プリシラ・ピザート
2021年/フランス/カラー/ビスタ/ステレオ/73分/字幕翻訳:古田由紀子

日本公開/2022年8月19日(金)、Bunkamuraル・シネマ他全国順次公開
提供/dbi.inc. EX NIHILO
配給/ギャガ
公式HP: gaga.ne.jp/parisopera_unusual
© Ex Nihilo – Opéra national de Paris – Fondation Rudolf Noureev – 2021