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2022.05.10 7:00

『流浪の月』広瀬すず&松坂桃李のメイキング写真5点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

凪良ゆうによる傑作小説を広瀬すずと松坂桃李のダブル主演で映画化した李相日監督作『流浪の月』のメイキング写真5点が解禁されました。

広瀬が「お互いのお腹の中にあるマグマを出しながら作った」と話す本作。松坂と共に「(李監督は)準備のための環境や時間を用意して待ってくれる」と揃って語る通り、李組の”粘り”は俳優ファーストの証と言えます。広瀬は、映画では描かれない文と再会するまでの15年をつかむため、文と出会った公園や文のアパート、さらには事件後に預けられた児童養護施設などを見学。現在の恋人・亮を演じる横浜と恋人同士の関係性を築き上げるためにも非常に多くの時間とアイデアが与えられ、「役者同士の関係性が、本当に人として情を持ち合える関係性に近づくまでに必要な時間を設けてくれた」と振り返ります。

松坂も、「カフェを営む文を思いながらひたすらコーヒーを淹れる練習をしたり、幼い更紗と過ごした撮影用のアパートの部屋で寝泊まりしたり、離れ離れの15年を想像して日記を書いてみたりした。俳優が役作りのためにこうやりたい、考えたいと言えば、すべて実践させてくれた」と振り返り、「俳優を信じて、答えが見つかるまで待っていてくれる。だから安心して手探りで歩いてゆけた」と明かしています。

長野県を中心としたロケーションの美しさにも大きな注目が集まっている本作。大町市にある青木湖で撮影したシーンは、俳優・スタッフが一丸となって天気・気温・時間と闘いながら3日間で撮り切った劇中有数の渾身の場面で、メイキング写真からもその緊張と集中が伝わってきます。

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『流浪の月』

原作/凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)
出演/広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子 ほか
監督・脚本/李相日
撮影監督/ホン・ギョンピョ
製作総指揮/宇野康秀
製作幹事/UNO-FILMS(製作第一弾)
共同製作/ギャガ、UNITED PRODUCTIONS

日本公開/2022年5月13日(金)全国ロードショー
配給/ギャガ
©2022「流浪の月」製作委員会